まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

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子どもの目を守る

アメリカでは、目の健康を守るために、眼科学会が国民に積極的に提言を行っています。

日本では、コロナウイルスの影響で新学期の開始が遅れていますが、
新学期を前に
子どもの目を守る4つのヒントアメリカ眼科学会が提言しています。

成長期にある小児が健康な眼を保つためには、
親が注意深く見守って問題を早期に発見することと、早めに対策を取ることが重要です。

 

1.定期検診を受ける
小児の視力は急激に変化するので、定期的な検診で早期の診断治療を図ることが大切です。
乳児期の検診に加え、就学前や入学時の視力に何らかの問題があると疑われる時は、
眼科で検診を受けるようにしてください。

2.家族歴を共有する
眼科の病気を持つ家族がいる場合は、それらの情報を検査の担当者に伝えることも大事です。
小児期に
近視、斜視、弱視などの治療を行わないと、視力が低下したまま固まってしまうこともあります。

3.疾患の兆候に注意
小児が
眼精疲労頭痛を訴えたり、読書や日常活動中に眼を細めることは、
眼疾患や
視力低下の可能性があります。
また瞳孔が白色を呈する、
片側の眼が内側または外側に寄る(
斜視)、
両側の眼が同調して動かないなどの兆候がないか、
保護者は注意深くチェックしておく必要があります。

4.スポーツの際は眼の保護具を装着する
バスケットボール
で肘が眼に当たる、スティックで眼を打つなど、
運動中の眼の損傷は、深刻なダメージを引き起こすことがあります。
子供の野球、バスケットボールなどを行う時は、ゴーグルや保護具の使用を考慮してください。

是非、これらのヒントを活用してみてください。
簡単な予防策正しい検診で、子供の健康と楽しい学校生活が可能になります。
 

院長まつやま

2020-05-27 08:50:14

眼部の帯状疱疹

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスヘルペスの一種)による感染症で、
皮膚のピリピリする痛みから始まり、赤みや水泡などの皮膚症状や皮疹を発症します。

もともとこのウイルスは、小児の頃にいつのまにか感染し、そのまま体内の神経の中に隠れて潜んでいます。
このウイルスが、ストレス疲れ、免疫機能の低下に伴って活性化し、
その神経支配領域に皮疹を起こします。

この帯状疱疹が、顔の感覚を支配する
三叉神経領域に起こると、
おでこから側頭部、目の周囲にかけて皮疹が生じます。


三叉神経は一部、目の表面にも分布しているため、
目の表面のみならず、目の中に炎症を起こす人もいます。
特に皮疹鼻の頭まで発症している人は目にも炎症が起こりやすいことが知られています。

目の炎症に関しては、軽い
結膜炎から、眼内の炎症である重度のぶどう膜炎までさまざまで、
ぶどう膜炎に伴って
続発緑内障を合併することもあります。

ぶどう膜炎続発緑内障を伴うような重症の
眼部帯状疱疹再発しやすいことが知られており、
5年再発率25%もあるとのことですので、注意が必要です。


眼部の帯状疱疹は、帯状疱疹全体の1%程度とのことですが、
初期症状のピリピリ感だけではなかなか帯状疱疹の診断がつかないこともありますし、
中には皮疹を伴わないタイプのものもあります。

帯状疱疹に限らず、早期の治療が功を奏するので、
おでこから側頭部のピリピリ感がある方は早めの受診をお勧めします。

院長まつやま

2020-05-26 08:46:06

梅毒



梅毒は中世の時代から続く代表的な性行為感染症のひとつであり、
ベートーベンシューベルトなどの偉大な音楽家も感染していたとされています。

しかし、1940年代になってから、有名な
ペニシリンの発見によって患者数が激減し、
現在では、日本での報告数も年間500例前後で推移していました。

ところが、2013年頃から、日本で急激な
梅毒アウトブレイクがはじまり、
2016年間4000を超える事例が報告され、問題となってきています。

中でも20歳代の女性患者増加が著しいため、将来的に彼女たちが妊娠することにより、
梅毒に感染した状態で赤ちゃんが生まれてくる
先天梅毒の発症が懸念されています。

梅毒皮膚症状神経症状が有名ですが、目にもぶどう膜炎の症状を起こします。
目の症状もさまざまで、
先天梅毒では5%眼底の炎症を生じます。
また先天性でなくとも、さまざまなタイプの特殊な炎症を生じ、診断に苦労することがあります。

われわれ眼科医も、
原因不明のぶどう膜炎に遭遇した時は、
手のひらの湿疹などの梅毒症状を見逃さないように念頭に入れておく必要があります。

また、疑がわしい患者さんに遭遇した場合は、梅毒の血清反応の確認も必要となります。

治療はいまだにペニシリンが有効ですが、
梅毒の進行例では、
神経梅毒とよばれる髄膜炎症状を伴っている可能性が高いため、
その治療も同時に行うことが提唱されています。

眼科医といえども、梅毒の早期発見のための知識と治療を知っておく必要があります。

院長まつやま

2020-05-25 08:35:12

近視抑制の点眼治療



近年、世界的な近視増加が問題となってきていることから、
近視抑制治療への関心も高まってきています。

学童期に装用する特殊な眼鏡(MiyoSmart特殊なコンタクトレンズ(MySightなどが、
すでに海外では販売されていますが、点眼治療におる
近視抑制効果をうたうものもでてきています。

それは
低濃度のアトロピンです。

日本で通常、臨床で使用するアトロピン点眼は濃度が1%ですが、

近視抑制の目的で使用するものは0.01%とかなり低濃度のものとなります。

アトロピン近視抑制効果を示すことは経験上よく知られていましたが、
その副作用の強さから、今までは近視抑制治療としては使用できませんでした。

ところが、2012シンガポールにて行われた治験では、

0.01%アトロピン1日1回点眼にて、なんと平均60%近視抑制効果を示すことが報告され、
一挙に脚光を浴びることとなりました。

残念ながら、その後の追視報告では、
近視抑制効果27%眼軸長(目の前後の長さ)抑制効果12%と、
有効性がかなりダウンしてしまいましたが、それでも治療としては有益かと思います。

実は昨年、日本でも
0.01%アトロピン点眼近視抑制効果が報告されましたが、
近視抑制効果15%眼軸長の抑制効果18%というものでした。

決して近視そのものが治るわけではなく、
「そのまま進行していく近視がやや抑制された」というこの結果をどうとるかは、微妙なところです。

この結果をうけて、日本でも自由診療ではありますが、
この点眼を使用して近視抑制治療を開始する眼科クリニックが散見されるようになってきています。

院長まつやま

2020-05-23 08:46:41

パンキャンサー・プロジェクト



パンキャンサー・プロジェクトとは、
1300人以上の世界中の研究者が、2800近くの患者から採取した38種類
がんのすべての遺伝情報を解析した研究です。
この研究は、すでに20本以上研究論文として発表されています。

プロジェクトの結果ですが、

がんの直接的な原因となる遺伝子変異の数と位置について多くの発見があったほか、
さまざまな組織で発生した
がんに驚くべき類似性があったことが報告されています。

研究では、それぞれの
がんにある数千種類の変異の組み合わせと、変異を引き起こす80種類以上のプロセスを突き止めています。
その中には、年齢に関係するものや遺伝性のもの、喫煙などライフスタイルに関係するものなどがありました。

また、一部の
がんでは、がんと診断される数十年前に、すでに初期段階に入っている場合もあり、
幼少期からすでにがんが発生していたケースもあったとのことです。

このことは、早期介入に適した時期は予想以上に広いことを示しています。
早期からがんの兆候がわければ、より早期に治療が行えるからです。

この研究によると、変異のパターンとそれがどこで起きるかが分かれば、
通常の診断方法では特定できない
がんのおよそ15%を特定できる可能性があるとのこと。

がんの原因と形成について得られた知識によって、

がん早期発見、目的を明確にした治療法の開発につながる可能性があるうえ、
患者さんにより効果の高い治療を行うための新たなツール治療法につながりそうです。

院長まつやま

2020-05-22 08:40:20

喫煙と長期病床リスク



喫煙はさまざまな病気のリスクとなりえますが、
勤労者の長期病床においてもリスクの増加
喫煙が関連していることが明らかとなってきています。

これは7万人以上の労働者を対象とした日本での前向き調査であり、
かなり信頼度が高い研究となります。


喫煙しているかどうかを、非喫煙者、過去喫煙者、現在喫煙者3つのグループに分けて、
長期病床に至った原因疾患ごとに解析を行っています。

その結果、
現在喫煙者の長期病床リスクは、
非喫煙者に比べて1.31倍と上昇していました。

原因別でみると、
病気による長期病床のリスクは1.42事故や外傷によるリスクは1.84でした。
さらに原因疾患を詳しくみてみると、

がんについては1.49循環器疾患については2.09でした。

ちなみに、
過去喫煙者については、長期病床リスクの有意な上昇はみられず
禁煙によるリスク低減が示唆されています。
それでも、
がんだけは過去喫煙者でもリスクが上昇していました。

アメリカの公衆衛生の報告でも、
禁煙は性別・年齢・病気の有無を問わず、すべての人に大きくかつ迅速な健康効果をもたらす」
とされています。

禁煙に遅すぎることはありませんので、喫煙者の方には
禁煙をおススメします

院長まつやま

2020-05-21 08:52:00

甲状腺眼症(バセドウ眼症)




甲状腺は喉の前にあるホルモン分泌器官です。
甲状腺のホルモンは、新陳代謝を活発にし、心臓や胃腸の働きを調節したり、
体温を調節したり、脳の働きを活性化したりする作用があります。

このホルモンは、通常の量より増加しても低下しても体調が悪くなり、
増加した場合を
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)低下した場合を甲状腺機能低下症(橋本病)といいます。

バセドウ病の眼症状
甲状腺眼症(バセドウ眼症)といいいますが、
その主要症状のひとつに眼球突出があります。
これは、
甲状腺のホルモン外眼筋(眼球を動かす筋肉)や眼窩脂肪(眼球の後方の脂肪組織)、
涙腺などに作用して炎症をおこし、組織がむくむことで、結果的に眼球を前方に押し出すことで発症します。

また、眼球突出までいかなくとも、
甲状腺ホルモン上眼瞼の筋肉に作用して、
びっくりした時のような目になることで、見かけ上の眼球突出をきたすこともあります。

このような症状が片眼にだけ起こった時には、見た目の表情にも大きく影響するため、
内科の治療と並行して、眼科的にも治療を行います。


甲状腺眼症にて眼科に受診していただいた場合は、
まずは外眼筋や眼窩脂肪、涙腺、上眼瞼の筋肉や脂肪がどれくらい炎症やむくみを起こしているかを検討するために、
MRI検査を行います(当院では1階の山田外科内科にて受けていただけます)。

MRI検査の結果、実際に眼球の後方に炎症やむくみが確認できれば、炎症を抑えるための治療をはじめます。
大事なことは、炎症は比較的新しいものでないと治療に反応しないということです。
炎症を起こして一定期間を過ぎてしまうと、組織が線維化を起こし、固まってしまうからです。

比較的、新鮮な炎症の場合は、まずはステロイドによる局所注射(ケナコルトのテノン嚢下注射)を行います。
軽症の甲状腺眼症の方は、これを繰り返すことで軽快することがほとんどです。

それでも効果がでにくい、あるいは増悪する方は、

ステロイドの全身投与放射線治療を検討します。
この場合は、入院が必要となりますので、病院を紹介させていただくこととなります。

院長まつやま

2020-05-20 08:47:09

緑内障の合剤



日本における失明原因の第1である緑内障

40歳以上日本人における
緑内障有病率は5.0ですが、
有病率は年齢とともに上昇するため、高齢化の進展に伴い、今後も患者数の増加が見込まれています。

現時点では決定的な治療法がないため、眼圧を下降させる治療を行い、

緑内障進行を遅らせる対症療法が中心となります。

緑内障治療の薬剤選択にあたっては、眼圧下降効果はもちろん、副作用利便性も考慮する必要があります。
治療は原則として1本の点眼から開始しますが、
眼圧が十分に下降しない場合は数種類の点眼を併用することもあります。
しかし、その場合でも点眼の数や点眼回数がなるべく少なく、
副作用ができるだけ少ない薬剤
を選択する必要があります。

慢性疾患である
緑内障は生涯にわたり治療が必要となるため、
長期にわたる有効性安全性に加え、
アドヒアランス医師の処方通りに患者さんが点眼してくれること)がいいことが求められますが、
2種類以上の点眼併用例では、アドヒアランスが低下しやすいことがわかっています。

そのため、2種類の点眼を混ぜ合わせた
合剤のニーズが大きくなってきています。
近年は、眼科の薬剤を中心に、さまざまな組み合わせの配合剤が発売されてきています。

緑内障の治療薬ばかりですが、現在すでに7種類合剤が発売され、
近々8種類目が発売される予定です。

なるべく点眼回数が少なく、効果の高い点眼を処方するために、
このような利便性の高い配合点眼剤は、
緑内障治療に非常に適していると思われます。

院長まつやま

2020-05-19 08:44:16

喫煙と目の影響



喫煙は、慢性的には脳の血流を低下させ、将来的に、さまざまな脳血管障害の原因となります。

眼科的には、喫煙
加齢黄斑変性症のリスクとしても知られています。

喫煙する本人以外に副流煙が影響する
受動喫煙でも、
加齢黄斑変性症をはじめとするさまざまな病気のリスクになることがわかっています。

加齢黄斑変性症の原因は脈絡膜から発生した新生血管であり、
脈絡膜の厚さを図ることで、病気発症のリスクを予想することが可能です。

小児を対象とした
受動喫煙の調査では、
すでに小児の頃から、受動喫煙により脈絡膜に変化が出ていることが報告されています。

眼底の3次元画像診断装置である
OCTを用いて、小児の脈絡膜の厚さを測定したところ、
受動喫煙のグループに脈絡膜の菲薄化が観察されています。
またこの菲薄化は、家族の中に喫煙者が多いほど、また受動喫煙量が増加するほど進行しているという結果でした。

やはり
受動喫煙などの環境要因は、目に限らず、将来的に健康に害を及ぼす可能性が高いことが、
このような研究からも明らかとなってきています。

今まで、特に日本では
受動喫煙を悪とする文化が育ってきていませんでしたが、
受動喫煙も社会的にしっかりと規制していく必要があります。

この4から、改正された
健康増進法が全面施行され、
受動喫煙の防止マナーからルールへと変わりました。
分煙ではなく、
禁煙の考え方をもっと浸透させていかなくてはいけません。

院長まつやま

2020-05-18 08:33:01

緑内障治療とマリファナ



マリファナは、一時的に眼圧を下げる効果があることが報告されています。

2017カナダ
マリファナ合法化され、話題になりましたが、
アメリカでも2018には州によっては合法化されています。


マリファナの合法化に伴い、アメリカ眼科学会は、緑内障の治療マリファナを使用しないようにと警鐘をならしました。

アメリカでも
緑内障失明の主要疾患であり、失明原因の第2を占めています。
マリファナの投与により眼圧が数時間下がるとする報告は多くありますが、
これが緑内障の治療として有効との結論には至っていません

むしろ
マリファナによる血圧低下により視神経への血流が減少し、
それがかえって目に悪い可能性も指摘されています。

また、
マリファナには癌のリスクが上昇するという一面もあります。

日本でも、
アルコール一時的に眼圧を下げる作用があるため、
「緑内障にお酒がいいのでは」というジョークがありますが、
緑内障のマリファナ治療に警鐘とは、いかにもアメリカンな感じです。

しかし、
運動に関しては、一時的には眼圧を下げる効果があることが知られていましたが、
運動を継続することで
緑内障視野障害の抑制したことが報告されています。

将来的には
マリファナの緑内障に対する影響も、
安全性や長期的効果を検討する価値はあるのかもしれません。

院長まつやま

2020-05-16 08:51:20

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