まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

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カラコン7か条



何を買ってもトリセツ(取扱説明書)がついてくる世の中ですが、このほど、厚労省の機関が、カラコン(カラーコンタクトレンズ)使用に伴うトリセツカラコン適正使用7カ条」を公表しました。

ホームページのeyecareカラコン
http://www.pmda.go.jp/eyecare/index.html)内では、金魚の出目金をモデルにした、イマイチのキャラクター「アイちゃん」が登場し、カラコンの適正な使用を呼び掛けています。

ちなみにカラコンの7か条とは、
1.購入前は、眼科へ行こう。
2.添付文書をよく読んで正しく使おう。
3.装用期間を守ろう。
4.異常があったら、すぐに眼科へ行こう。
5.友達との貸し借りはやめよう。
6.ケア用品を使ってケアしよう。
7.定期検査は必ず受けよう。

・・・とのことです。

ホンキでコンタクトの合併症を減らそうとするならば、もっと具体的な対策をとらなければ何も変わらないことくらい、簡単にわかりそうなものですが、このくらいのゆるさが厚労省のお役人の仕事っぽいですね。

カラコンを購入する立場の方も、ついつい種類も豊富で値段も安いドンキで買いたくなる気持ちもわからなくはありません…。
とにかく何か異常があればなるべく早めに眼科に受診することが重症化させないコツです。
何かあれば早めに受診をお願いします。

院長まつやま

2019-09-20 08:42:32

サプリによる白内障予防



マルチビタミンの摂取により男性の白内障発症リスクが低下することを示す研究がアメリカで報告されました。

これまでにも、栄養サプリメントと眼の健康との関連性を示す観察的研究はありましたが、長期的なマルチビタミンサプリメントの効果と白内障に関する信頼性の高いデータはありませんでした。

今回の研究は、50歳以上男性医師14641を対象に14年間もの長期経過をみた研究で、信頼性の高いものとなっています。
半分をマルチビタミンのサプリメント、残りをプラセボ(サプリメントに似せた偽物)に分類し、
白内障を発症した人数を調査しました。 
白内障を発症したのはプラセボ群945、マルチビタミン群872であり、マルチビタミン群9のリスク低下となっています。

栄養サプリメントと眼科疾患については、今回は男性のみを対象としましたが、今後は男女両方を対象として研究が行われる予定となっています。
なお、現時点では、アメリカ眼科学会は白内障の予防、あるいは進行抑制の目的での栄養サプリメントの使用は推奨していません。

現在、日本で一般的に流通している白内障点眼も、かなり進行予防のエビデンスは弱いため、このような信頼性の高い研究によって、白内障進行予防のサプリや点眼がでてくれると喜ばしいことですね。

院長まつやま

2019-09-19 08:46:50

デジタル薬



とは、病気の治療や予防を行うためのものですが、何も飲み薬や塗り薬、注射ばかりではありません。

デジタル薬とは、スマートフォンタブレット端末のゲームなどを通じて治療する治療用アプリのことです。
アプリのゲームなどで、障害物をよけたりするなどの操作を行うことで、脳を活性化し、発達障害の症状などを改善する効果があります。

このような治療用アプリは、すでにアメリカでは治療に応用されていますが、このほど、日本の製薬会社がこのデジタル薬に参入することが発表されました。
数年以内に日本で承認を得て、発売を目指すとのことです。

日本は、ゲーム市場では一大ブランドであり、その名を世界に響かせています。
製薬会社とはいえ、アプリを使ったデジタル薬に参入するのは幅広い視点にたった戦略ですし、ぜひ、日本のブランド力をいかしたアプリを開発していただきたいと思います。
そして眼科の世界でも、
弱視トレーニングなどのデジタル薬の開発も期待しています。

院長まつやま

2019-09-18 09:37:44

緑内障とOCT



OCTとは光干渉断層計のことであり、リアルタイムに、3次元で眼底の厚みを観察できる装置です。
通常のCTの器械では放射線を使いますが、
OCTは光の干渉波を使って測定するため、被爆の心配はありません。
しかし、その画像はまるでCTを彷彿させるかのように、網膜内の構造を詳細に視覚化できるスグレモノです。

もともとは
糖尿病網膜症網膜静脈閉塞症などの黄斑浮腫加齢黄斑変性症の診断に威力を発揮していました。
しかし、
緑内障にも応用できることが知られてからは、このOCTがないと緑内障の診断がつかないほどに重宝されています。

緑内障視神経の障害がそのメカニズムですが、視神経の障害が検査で発見される前に、このOCTを使用することで、網膜内の神経細胞の菲薄化がわかるからです(上の右図で赤く染まっている範囲が、同年代の網膜より薄くなっていて、緑内障が疑がわしい範囲です)。
この所見があまりにも早期からわかってしまうため、今まで緑内障と診断される前の段階から、緑内障の予備軍がわかってしまうほどです。
緑内障学会もこれらOCTの所見を重視し、2018に改訂された緑内障ガイドラインには、
緑内障の検査にはOCTを使用することが一般的であることを明記しました。
また新しい疾患概念として、緑内障の予備軍に当たる「
前視野緑内障」を定義しました。

いまやこの
OCTがないと、緑内障診断から経過観察まで困難といっても過言ではありません。
皆さんも、緑内障の精査や経過観察をするときには、このOCTが装備してある眼科にいくことをおススメします。

院長まつやま

2019-09-17 08:36:21

AIによる大腸がん診断



人工知能(AIを使用した医療診断技術はこの数年で飛躍的に進歩してきています。
いまや、アメリカでは、眼科医がいなくてもGoogleが開発した
AIにより糖尿病網膜症の診断ができてしまう時代です。

大腸がんにおいても、大腸の内視鏡画像をAIリアルタイムに解析して、瞬時に大腸がんを診断できる技術が開発されています。
大腸がんは、国内のがん死亡率の第2であり、罹患者数では第1の病気です。

この
大腸がんの最大の予防は、早期に発見し、切除することです。
このために内視鏡を使用して、早期の大腸がんや、その前段階であるポリープを切除します。
ただし、同じポリープでも、切除する必要のないものもあり、見落とし誤診が多いことが報告されています。

今回の
内視鏡AIによる解析ソフトは、拡大率をなんと520にまで拡大し、ポリープが腫瘍性かどうかの判断をAIリアルタイムでしてくれるとのこと。

日本では、
AIはあくまでも診断ツールであり、医師にとってかわるものではないとする立場ですが、ここまでくると完全に医師の経験値を超えてしまっています。
今後、いろいろな医療分野でAIが活躍してくれそうです。

院長まつやま

2019-09-13 08:42:05

色覚異常の人種差




色覚異常男女差があることはよく知られていますが(日本では男子の5%女子の0.2%が色覚異常)、人種差について調査した報告はあまりありません。

白人、アジア人、ヒスパニック系、黒人を対象として
色覚異常を調査したところ、色覚異常は、白人男児5.6アジア人男児3.1ヒスパニック系男児2.6黒人男児1.4と、明確な人種差を認めました。
一方、女児の色覚異常の有病率は、全ての人種で00.5%と極めて低く、人種差はありませんでした。

また3ではまだ正確な色覚検査が難しい子もいるため、
色覚異常のスクリーニングは4から始めることを推奨しています。
日本でも、色覚異常は差別につながるとの理由から、しばらく学校での色覚検査が中断していた時期もありましたが、平成28年度から復活しました。

色覚異常の小児は学業不振になるケースがあり、学校でも不適切な評価を受けることがあります。
学校でも色の識別に配慮した教材を使用することが望ましいと考えられます。
また、勉強ができないと見なされることによる児童やその家族への心理的影響を考え、色の識別に対する対策を早めに始めることも大切です。

院長まつやま

2019-09-12 08:38:53

医者選びに対する調査



先日、ある生命保険会社から、病院選び・医者選びに関する調査が発表されました。

それによると、病院選びで重視している点は、
病院の評判62.6%)、近所・行きやすさ50.0%)、医師の評判39.8&)が上位にあがりました。
また、病院で不快な思いに感じたことは、
医師・スタッフの傲慢な態度57.2%)、医師・スタッフの不親切な対応43.9%)、待ち時間が長い41.9%)などでした。

確かに自分が患者の立場で病院に行くときも、同じような意見です。
またどのような医師に診てもらいたいかについては、
説明がしっかりしている72.2%)、話しやすい64.7%)、的確なアドバイスをくれる64.7%)などでした。

これらの意見を参考に、患者さんにえらんでいただけるよう、よりよいクリニックつくりをしていきたいと思います。

院長まつやま

2019-09-11 08:50:40

ドライアイの所見





いまや全世界で推定10億人もの患者がいるとされるドライアイ

この原因のひとつはドライアイの診断において、自覚症状に重点をおいた基準になってきていることです。
しかしながら、自覚症状を確認したのちは、目の表面の診察による所見で、ドライアイ確定診断が必要となります。

主な所見は次の4です。
まずは涙のたまり具合涙液メニスカス)。
涙に特殊な蛍光液を加え、目の中にどれくらいの涙がたまっているかを確認します。
これが少ない場合は、涙液減少型ドライアイと診断できます。
次に、目の表面からどれくらいの時間で涙が乾いてくるかBreak Up Time, BUT)。
この時間が5秒以内であれば、やはり異常と判断し、ドライアイの治療を開始します。
続いて、ドライアイになっているのが、黒目(角膜)だけなのか、白目(結膜)にはないのか。
通常のドライアイは全体的に粘膜の障害があるのに対して、黒目だけに障害がある場合は、目薬の点しすぎなどによる薬剤性も疑います。
最後に、ドライアイを引き起こす可能性のある他の目の病気がないかどうか。
たとえば、結膜弛緩症マイボーム腺機能不全は、見逃されやすいドライアイのリスク因子の代表です。

たかがドライアイ、されどドライアイ
市販の目薬で軽快しないようであれば、眼科で診察して下さいませ。

院長まつやま

2019-09-10 08:37:44

がんと運動




がんは日本人の死因の1です。

一方で、
運動は万能薬であるといわれますが、定期的な運動は様々ないい効用をもたらします。

日本人は男性の62%、女性の46%
がんになるといわれていますが、運動はがんの罹患率を優位に低下させることが報告されています。
2016に報告された日本人144万人のデータによると、定期的に運動している人は、
食道がんをはじめ、肺、肝、腎、胃、子宮、頭頚部、結腸、直腸、膀胱、乳など、13種類のがんが有意に低下するとのことです。

ところが、運動習慣のある人の割合は、男性では30代で18.4%40代で20.3%、女性では20代から30代は10%にも満たず、40代でも13.4%しかいないとのこと。
仕事や家事で忙しいのが、その主な理由だそうですが、確かに自分にも身に覚えが…。

私も、最近、フィットネスに通い始めました。
いまや、フィットネスも都会型で、24時間オープンしているものも散見されます。
これだと、「忙しくて通えない」は通用しません。
フィットネスに通うまでは気が重いのですが、運動した後は
それなりに爽快な気分。
心のもやもやも何となく晴れ、少しでもオヤジ体形が改善すると変な自信にもつながります。
それに加えて、がんの罹患率も下がるのであれば、まさに一石三鳥、いや四鳥くらいの効果があるでしょうか?

ぜひ、皆さんも身近な運動からはじめてみてはいかがでしょうか?

院長まつやま

2019-09-09 08:46:26

色覚異常

物を正常に見るためには、視力、視野、色覚3つの機能が必要ですが、色覚異常とは色が皆と異なって見える状態のことをいいます。
具体的には、赤と緑の違いがわかりにくかったり、黄と青の違いがわかりにくいタイプにわかれますが、そのわかりにくさの程度もさまざまです。


統計では、男子の5%女子の0.2%に発症するとされているため、特に男子には結構な
色覚異常の人がいることがわかります。
現在はほとんどの職業において、色覚異常で差別されることはなくなりましたが、それでも、
鉄道運転手や航空管制官、自衛官、警察官などでは制限を受けることがあります。


色覚異常に関しては、学校保健安全法にて、特に検査をしなくてもいいことになっていましたが、このような背景から一部改正され、平成28年度から、希望者に対する色覚検査を積極的に実施すべきとの判断に変更されました。
同時に、保護者へのお知らせや教職員への指導も勧めています。


色覚異常が男子の20人に1人いるという知識や、授業で赤や緑の色の組み合わせを使わない配慮、色覚異常は遺伝性のものであるため、色覚異常の生徒を特定したりしないなどのプライバシーの尊重については、もっと各学校や教育員会で周知徹底してもいいかと思います。

院長まつやま

2019-09-07 08:47:38

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