まつやま眼科

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血糖を測定できるコンタクト



コンタクトレンズにさらなる機能をもたせたものをスマートコンタクトといいます。

以前のブログにも述べたように、コンタクトレンズセンサーを組み込み、
24時間眼圧連続測定できるコンタクトレンズが既に登場し、
米食品医薬品局(FDA)の承認を受けています。

今回、新しく発表されたものは、血糖測定ができるコンタクトレンズです。

このスマートコンタクトレンズには、超薄型の電気回路とチップが内蔵され、
微弱な電流変化から、糖濃度を測定できる仕組みです。

このコンタクトのさらにスゴイところは、
このコンタクト自体が血糖による電流で自動で発電し、
眼表面に薬剤を投与することができることです。

ウサギを使った実験では、血糖測定と薬剤伝達機能の安定性が確認されています。

このコンタクトレンズの厚さは約0.2mmで、これは眼圧測定用のレンズよりも薄い仕様となっています。
懸念される副作用としては、コンタクトレンズの使用による眼の外傷感染症です。

しかし、このコンタクトによる薬剤伝達機能により、
将来的に糖尿病網膜症の治療が可能となる期待もあります。

2021年にはヒトを対象とする臨床試験を開始し、
それが期待どおりに進めば2023年中の製品化を目指すとのことですので、
新たな機能を兼ね備えたコンタクトが、近々誕生するかもしれません。

院長まつやま

2020-08-08 08:38:29

大人の発達障害

発達障害とは、人と異なる特徴性格を持っているために、生活上で困難を生じている状態です。

子供発達障害も、かつては性格上の問題とされて処理されてきましたが、
現在では、多動症注意欠如という病名で、神経伝達物質の異常と認識されてきています。

一説によると、症状の程度の差はあれ、小児11%がこの多動症に分類され、
男子は女子の約5倍も発症しやすいとのこと。

これらの発達障害はほぼ12歳までに診断されると言われていますが、
成人になっても気づかれない場合もあります。
特に問題となるのは、自閉スペクトラム症多動症です。

自閉スペクトラム症は、マイペースで話が通じにくく、しつこい、という特徴があります。
一方で、多動症は、気分屋さんでおっちょこちょいでせっかちな反面、
興味がないものにはまったくなびかない、などの特徴があります。

このような特徴があると、対人トラブルや約束事を忘れるなど、仕事上で問題が生じやすく、
遅刻の常習や欠勤、さらには精神疾患に進行することもあります。

人柄はいいのに仕事上うまくいかないタイプの人は、
このような傾向があるのかもしれません。
私の周りの人たちの中にも、心当たりがあります。

適切な治療が行われなかった場合は、薬物アルコールの乱用や自殺の傾向があるとのことですので、
しっかりと診断をつけて、治療を行うことが大事です。

発達障害かどうかを自分で判断することはなかなか困難ですので、
迷ったときは、左図の相談先に相談してみてください。

院長まつやま

2020-08-07 08:47:17

緑内障の視野の危険因子



緑内障は、眼圧が高くなることで、視神経に障害を生じ、その結果、視野が障害される病気です。

緑内障そのものの危険因子は、ある程度同定されていますが、
視野障害を悪化させる危険因子については、まだ曖昧です。

このたび、イギリスで、まだ治療をうけていない緑内障の患者を対象に、
視野悪化危険因子を検討した研究が報告されました。

患者は、緑内障点眼をさすグループとプラセボ点眼(何の成分も含んでいない偽物の点眼)をさすグループに割り付けられ、
2年間の経過を観察しています。

その結果、緑内障点眼しているグループは、
予想した通り、視野障害が少ないという結果が得られました。

視野悪化危険因子については、
緑内障が両眼性であること、
もともと未治療眼圧が高いこと、
初診時視神経に出血が見られたこと、
でした。

また、喫煙習慣についても調べていますが、
喫煙習慣視野障害悪化に関連していたと報告されています。

両眼性、眼圧値、視神経乳頭出血などは、患者本人にとっては致し方ないことですが、
これらが視野悪化の危険因子となれば、治療当初から強めの治療をしていくという選択肢が考えられます。

また喫煙については、さまざまな病気で危険因子となることが報告されています。
緑内障の視野障害での報告ははじめてですが、禁煙に越したことはありません。

院長まつやま

2020-08-06 08:42:33

日本人の平均寿命

2019年日本人平均寿命が発表されました。
平均寿命とは、今後、死亡状況が変化しないと仮定して、
その年に生まれた0歳児平均で何歳まで生きられるかを予測した数値です。

2019年平均寿命は、女性87.45歳男性81.41歳で、
ともに過去最高を更新しています。
前年に比べ、女性0.13歳男性0.16歳延び、
いずれも8年連続プラスとなります。

かつては、男女とも、世界一の平均寿命でしたが、
現在は、女性5年連続世界2位男性3年連続3位となっています。
ちなみに、女性では、平均寿命1位香港88.13歳)で、3位スペイン86.22歳)、
男性では、1位香港82.34歳)、2位スイス81.7歳)です。

今回の計算では、2019年に生まれた日本人75歳まで生きる人の割合は、
女性88.2%男性75.8%
90歳まで生きる人の割合は、
女性51.1%で、男性27.2%と試算されています。

2019年生まれの人が、将来、がん心疾患、脳血管障害で死亡する確率は、
女性が計44.72%で、男性は計49.62%とされ、どちらも減少傾向だそうです。

ちなみに、寝たきりになったりせずに生活できる寿命を健康寿命といいますが、
健康寿命男性72.14歳女性74.79歳です。
つまり、あくまでも平均ですが、男性約9年女性約13年介護生活をしていることになります。
この健康寿命を、どれだけ平均寿命に近づけることができるかが今後の課題となります。

院長まつやま

2020-08-05 08:47:11

ADHDに対する治療アプリ



昨今、大手製薬会社も巻き込んで、デジタル治療アプリの開発が過熱してきています。
デジタル治療アプリとは、スマホなどのアプリを活用して、病気の治療治療の手助けをするものです。
例えば、精神疾患ニコチン中毒糖尿病管理支援などのアプリが開発されつつあります。

この度、日本の塩野義製薬が、小児の注意欠如・多動症ADHD)に関する不注意症状の改善を適応として開発した
治療アプリが、アメリカFDAから承認を取得しました。

このアプリでは、コンピュータを用いて、ADHDによる不注意症状改善します。
認知機能で重要な役割を果たす前頭前野を活発にするように設計されており、
タブレット端末を操作し、個別に最適化された難易度のゲームを継続的に行うことで、
症状を改善するそうです。

現在、日本においても、ADHDの小児を対象に治験が進行中とのこと。
安全性に対しても、重篤な副作用は認められていないとのことです。

日本の統計では、新しい診断基準による自閉症スペクトラムは、
5歳の地点で3%以上いるといわれ、そのうち9割以上ADHDを併発しています。

ADHDは今までの予想以上に多く存在することが予想されるため、
このような治療アプリを使用することにより、ゲームを通じて、症状が改善すれば画期的かと思います。
日本でも、厚労省の認可を受ける日もそう遠くはないと思われます。

院長まつやま

2020-08-04 08:44:45

糖尿病と緑内障

眼圧とは、眼球の硬さのことで、眼球のかたちを保つためには一定の眼圧が必要です。
しかし、眼圧が高い状態が長く続くと視神経が障害されて、徐々に視野が狭くなります。
視神経は再生しないため、一度失われた視野は回復しません。


緑内障は、わが国の失明原因のトップを占めています。

以前より、欧米でのデータでは、
糖尿病緑内障リスクとして記載されていますが、
日本ではリスクとはされていませんでした。

ところが、日本人を対象とする研究から、
糖尿病患者の眼圧は一般より高いことが、明らかとなりました。

糖尿病の有無で眼圧を比較すると、
糖尿病ではないグループは13.9mmHgに対し、

糖尿病グループ14.4mmHgと有意に眼圧が高値でした。

また、
HbA1c血糖値の高低で二分した場合も同様に、
糖尿病グループが有意に高い眼圧を示していました。

眼圧21mmHgを上回るものを高眼圧症と定義すると、
糖尿病ではないグループの1.9
糖尿病グループ3.1高眼圧症に該当し、
やはり
糖尿病グループ有意に高眼圧症が多く見られました。

以上より、欧米の報告と同様に、
日本人でも
糖尿病HbA1c、高血糖では、高眼圧症の有病率が高いことが分かりました。
原因としては、血糖値が高いことで、眼の中を循環する水の出口が詰まりやすくなり、
眼圧が上がる可能性が考えられる、としています。

院長まつやま

2020-08-03 08:50:01

熱中症



ついに梅雨が明け、今年も本格的にの季節が到来しました。

この時期、特に注意したいのが、
熱中症です。

熱中症の場合、気を付けなければならないのは暑さだけではありません。
湿度日射量風の強さなども影響してくるため、これらの指標にも気を付けなければなりません。

環境省は、熱中症のなりやすさを示す「
暑さ指数」を公表して、注意を呼び掛けています。

暑さ指数は、気温湿度日射量などから算出する指標で、
熱中症が発生する危険度を表します。

興味深いことに、
熱中症危険度は、
暑さ : 湿度 : 日射量 = 1 : 7 : 2 であり、
かなり湿度に重点を置いているのが分かります。

これは
湿度が高い場所では汗が出にくく、体内に熱がこもりやすいため、
熱中症になりやすいためです。

暑さ指数は、日常生活と、運動、作業と3つのシチュエーションに分類して、示されています。
今年も
猛暑が続くようですので、
ぜひ、お出かけの時の参考にしてみてください。

院長まつやま

2020-08-01 08:39:18

食べ物の好き嫌い

食べ物好き嫌いが多い子どもでも、いづれ何でも食べるようになるだろうと
期待している親は多いかと思います。
しかし、アメリカの研究では、残念な結果が報告されています。

この研究は、子ども4から9までの
好き嫌いを追跡調査したものです。

全体の57の子どもは、初めて出会った食品を、基本的には食べようとしています。
また、親が用意した食べ物は何でも食べるという子どもの割合は29でした。
残りの14は、食べ物の
好き嫌い激しい子どもで、
目新しい食品は常に拒絶し、決まったものしか食べないという生活を続けていました。

つまり、
好き嫌いは成長過程で現れる一過性のものではなく、その子どもの特性である可能性が示されました。

一方で、
好き嫌いが多いからといって、子どもが低体重になるわけではありませんでした。
好き嫌いが多い子どもたちには、感情のコントロールが苦手な傾向が見られました。
そのような子どもは、自分への害を回避したいとの考えを持ちやすいとのこと。

子どもと一緒に食事の準備をするなどして、食事が楽しいという経験を通して、
子どもの気持ちを前向きにもっていくことを推奨しています。
また、以前見られたように、給食を食べる終わるまで帰らせてもらえないなど、
決して強要などはしてはならないと注意を促しています。

院長まつやま

2020-07-31 08:48:10

PM2.5によるアレルギー

今年はスギ花粉が例年よりは少なかったため、
アレルギー性結膜炎の患者は減少していましたが、
6月~7にかけては再び
アレルギー性結膜炎増加してきているように感じます。

アレルギー性鼻炎アレルギー性結膜炎は、
一般的に
花粉症として知られていますが、
実は花粉以外にもさまざまなものがアレルギーの原因となりえます。

病院の採血でアレルギーを調べることがありますが、
これは血中のアレルギー抗体を検出しています。
これらの抗体には、季節の花粉に加え、ホコリ、ダニ、昆虫、イヌ、ネコなどがありますが、

PM2.5黄砂の項目はありません。

PM2.5は、花粉よりもはるかに小さな粒子であり、中国から偏西風に乗って飛散してきます。
PM2.5は、中国国内にて家庭や自動車による燃焼に伴うものや、工場から排出された窒素酸化物などが、
大気中で光やオゾンと反応して作られると推測されていますが、
これらの化学物質が
アレルギーをひきおこすと考えられています。

実際に、6月~7月にかけては、ほぼ毎日、PM2.5が観測されています。
特に飛散の多い九州地方では、天気予報の際に、
PM2.5の飛散予報が放送されています。

また、もともと
花粉症を患っている方は、
PM2.5黄砂の飛散により、症状が増悪しやすいことも報告されています。


花粉症に時期を過ぎても、花粉症様の症状が持続する場合は、このPM2.5によるアレルギーの可能性もあります。
気になる方は受診してみてください。

院長まつやま

2020-07-30 08:49:35

緑内障による失明



緑内障は、放ったままにしておくと失明につながる可能性のある病気です。
しかし、未治療
緑内障の患者が、すべて失明してしまうわけではありません。

これまで、
緑内障による失明率については、意外にも、ほとんど報告がありません。
アメリカでは、45の長期にわたって、
緑内障の失明率を調査した報告がされています。

この報告によると、1965-2009
45年間に診断された緑内障の患者さんの失明率は、
最初15年間では25.8だったのに対し、
後半の20年間では13.5に減少していました。
また、1981-200020年間
緑内障と診断された人の15は、失明まで進行していました。

40歳以上
緑内障患者は、世界中6050万人、また日本でも400万人いると推測されています。
時代の流れとともに、診断基準が改訂され、新しい治療や緑内障管理の改善等により、
緑内障の治療レベルもあがってきてはいます。
しかし、
緑内障という病気の性質上、依然として、まだまだ高い失明率であることがわかりました。

やはり、従来から言われているように、
緑内障早期発見・早期治療が重要です。

院長まつやま

2020-07-29 08:42:59

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