まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

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喫煙

喫煙により死亡リスクが増加することは様々な調査にて確認されています。
いまや、タバコを購入すると、箱の前面に「タバコはあなたの健康を損ねます」と堂々と書いてあります。

一般的に、
喫煙寿命を10年短くし、突然死リスクが10心筋梗塞リスクが3脳卒中リスクが3に上昇することが報告されています。
また喫煙者だけでなく、
受動喫煙による死亡リスクも増加することが知られていて、これは高血圧糖尿病による死亡リスクとほぼ同等であることがわかっています。
日本では3の人が、公共の施設などでタバコの
受動喫煙にさらされており、年間15千人の方が受動喫煙のせいで亡くなっているとする報告もあります。
また眼科領域でも、
加齢黄斑変性症の原因となるだけでなく、白内障糖尿病網膜症の進行に影響するとする報告もあります。

日本では受動喫煙に対する意識がまだまだ低いのが現状ですが、喫煙者の禁煙を推進することはもちろん、家庭や公共の場での受動喫煙をなるべくゼロにすることが求められています。

院長まつやま

2019-05-24 08:49:00

ドライアイの有病率

ドライアイは世界でもっとも患者数の多い眼疾患です。
しかも、日本を含むアジア諸国では特に患者数が多いと言われています。

一般的に、高齢者になるほど
ドライアイの有病率が高くなりますが、日本での調査では、平均68歳の高齢者7割以上ドライアイと診断されています。
また、最近はパソコンを使って仕事をする人が多いため、いわゆるVDT症候群に伴う
ドライアイも問題となってきています。
ある調査では、VDT作業者
ドライアイ、あるいはドライアイ疑いの人は、男性6割以上女性75分以上もいるとのこと。
また最近は、高校生でもスマホ依存が問題となっていますが、高校生を対象とした
ドライアイ有病率に関する調査では、男子4%女子8%と、40歳以上の有病率と類似しており、若者でもドライアイが増加してきている可能性が指摘されています。

ドライアイは単に目の違和感だけにとどまらず、重症になると、仕事の欠勤などの労働生産性の低下から、1人で年間60万円以上の損失につながると試算されるほどの病気です。
目に違和感がある方は、一度、ドライアイのチェックのための受診をお願いします。

院長まつやま

2019-05-23 08:37:11

糖尿病用のスマートコンタクト

コンタクトレンズは近視矯正の手段としては、今や日常生活になくてはならないアイテムですが、このコンタクトレンズにさらに医学的な付加価値をつけたものスマートコンタクトレンズといいます。
これまでにも、コンタクトレンズに緑内障治療の薬剤アレルギー性結膜炎治療の薬剤を追加し、少しづつ目の表面に薬物を放出することで目の治療をしたり、あるいは小さなセンサーを組み込み、眼圧を24時間連続的に測定することのできる
スマートコンタクトはありましたが、今回、新たな発想のスマートコンタクトが開発されました。

このコンタクトには血糖センサーが内蔵されており、
外部からの電気供給を必要とすることなく、血糖のモニタリングができるそうです。
すでに動物実験では成功しているとのことですので、人への応用もそう遠い話ではなさそうです。

これまでのように毎回針を刺して血糖を測定することなく、コンタクトレンズを装用しているだけで持続的に血糖のモニタリングができるなんて、まさに目からウロコです。
なるべく早く臨床に使用できるようになり、少しでも糖尿病の方の針刺しによる負担が減ればと思います。

院長まつやま

2019-05-22 08:39:24

第10回 眼内視鏡研究会

先週末の土曜日は、まつやま眼科の外来を2時間で閉めさせていただき、福岡で行われた眼内視鏡研究会に参加させていただきました。
眼科手術に内視鏡を普及させるために発足したこの研究会も、今年ではや10回目
今回は、一般演題が7、内視鏡硝子体手術の操作に関する基調講演が3あり、私は一般演題の座長を務めさせていただきました。

演題は、
網膜剥離から緑内障、鼻涙管、小児の稀な眼内疾患など、どれも眼内視鏡を用いなければなかなか治療が難しい病気の治療経験や治療の統計、また、異なる2社の眼内視鏡の見え方の比較など、非常に幅広い内容で、全国から参加していただいた眼内視鏡術者に満足していただけるものだったと自負しています。
また、最先端の
眼内視鏡直径0.4のものまで市販されており、これは外科もさることながら、循環器科や脳外科で使用している内視鏡をはるかにしのぐ細さです。
驚くことに、この直径0.4㎜の内視鏡で撮影された映像も、機器や映像技術の進歩により年々改良され、すでに実際の臨床に耐えうるものとなっており、この内視鏡を硝子体手術の標準治療として使用している演題も発表されていました。
改めて、医療は日進月歩の世界であることを認識させられた次第です。

私も眼内視鏡術者として、また同研究会のとして、微力ながら眼内視鏡の普及に貢献できればと思うと同時に、網膜硝子体の難治疾患に対する全国の先生方のアツい姿勢にインスパイアされ、まだまだ頑張らねばと決意を新たにしました。

院長まつやま

2019-05-21 08:41:23

食中毒の傾向

むし暑い季節になってくると、気になるのが食中毒です。
2018年の食中毒の集計によると、これまではニワトリなどにいる
カンピロバクター細菌による食中毒が常に1位でしたが、2018年は、なんとアニサキスによる食中毒が初めて1位になりました。

アニサキスといえば、サバの生食で胃に寄生することはよく知られていますが、サバ以外にも、イカサンマサケにも寄生しています。
しかし、2018年の
アニサキスの食中毒の原因は、意外にも、カツオによるものが主だったそうです。
これには海水温の変化が影響している可能性が指摘されており、昨年、カツオがとれた海域にアニサキスが寄生するエサが多かった可能性があるとのこと。
これも地球温暖化の副作用なのでしょうか?


アニサキスは魚の内臓に寄生しているため、新鮮な魚の生食であれば、生身の生食でも問題ありませんが、時間が経つにつれ、内臓から生身に移動してくるため、生身の生食で寄生します。
加熱や冷凍処理で死滅させることができるため、60度で1以上、あるいは-20度で24時間以上を目安に処理をすることをお勧めします。

院長まつやま

2019-05-20 09:09:26

適切なサングラスとは?

これから夏にかけては日照時間が長くなり、太陽光線が強くなってきますが、紫外線による眼の障害にも注意が必要です。
紫外線による眼障害の予防には
サングラスが有効ですが、どのサングラスでもいいというわけではありません。

アメリカ眼科学会による
サングラスの提案には以下のようなものがあります
・サングラスを購入する際はUVAUVBの防護率100、あるいはUV400の防護率100と表示されているものを選ぶ。
・レンズの暗さや色、価格は紫外線防護効果と関係ない。
UV防護効果は機器で測定することができるので、メガネ店で調べてもらう。
・紫外線は
角膜の火傷一過性の視力低下を来す場合がある。
・紫外線は、
白内障や眼の周囲の悪性腫瘍など、深刻な眼の障害を引き起こす可能性がある。
・太陽光線への曝露が
加齢黄斑変性症の進展に関連する。

これらをふまえたうえで、幼少期からの紫外線防止サングラスの着用も提案していますが、これは流石にやりすぎでしょうか?
この夏のサングラス選びの参考にしてくださいませ。

院長まつやま

2019-05-18 08:37:45

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紫外線対策

この時期は1年の中でも最も紫外線が強い時期と言われています。
紫外線は、
皮膚癌だけでなく、加齢黄斑変性症や白内障などの失明につながる眼疾患のリスクも高めます。

世論調査では、眼に対する紫外線の影響について、あまり認識していない方が多いようです。
アメリカ眼科学会は、紫外線から眼を守るために以下のことを提案し、推奨しています。
1)
100UVカットサングラスを着用する
2)つばの広い帽子をかぶる
3)曇りの日でも紫外線は強いので油断しない
4)光感受性を高める作用のある薬剤を服用している場合は、特に紫外線対策に気を配る
5)コンタクトレンズUVカット性能を過信せず、サングラスを併用する
6)水面、路面、ビーチの砂浜などからの照り返しに注意する。

是非、これからの時期の参考にされてください。


院長まつやま

2019-05-17 08:39:42

iPS細胞の自動培養

細胞の培養には熟練した技術が必要ですが、人の手でこなせる培養の量には限界があります。
培養は、非常に繊細な作業を必要とすることはもちろん、培養細胞の周期もそれぞれの組織によって違うため、培養のタイミングもまちまちです。
私も、以前、がん細胞を用いて実験していたことがありますが、培養細胞の質によって得られるデータにばらつきが生じるため、細胞の培養には特に気を遣っていました。また、先輩からは「自分のQOLは関係ない。細胞の周期にあわせて生活しろ」と厳しく教えられました。
ましてや
iPS細胞の培養となると、培養している熟練技術者の方々の気苦労は計り知れぬものがあります。

ところが、この度、日立製作所が
iPS細胞由来の網膜色素上皮細胞シートの自動培養に世界で初めて成功しました。
この小型自動培養装置は、熟練技術者による手作業での培養と同等の質であることもすでに実証済です。


iPS細胞を用いた再生医療2030年には5.2兆円規模の市場になる見通しで、世界中の大学と製薬会社がその利権を狙ってしのぎを削っています。
この自動培養装置は、日本の産業技術と日本初の再生医療であるiPS細胞の融合であり、今後、日本が世界での再生医療をリードしていくことが期待されます。
今後、各界の技術・知識を融合させたオールジャパンの力で、さまざまな組織の再生医療の実用化や普及につながればと思います。

院長まつやま

2019-05-16 10:21:27

iPS細胞で網膜色素変性症の治療へ

iPS細胞は、いまや失った機能を取り戻すための再生医療の中心として、なくてはならないものです。
この
iPS細胞を用いた移植治療の最初のヒトへの応用は、日本の加齢黄斑変性症の患者さんで、現在までに6の患者さんに移植されてきました。
また、この3月には、
角膜の病気の患者さんにiPS細胞の移植が認可され、今年の夏には実施される予定です。

iPS細胞の移植治療に関しては、眼科が世界をリードする形ですが、それに引き続き、今度はiPS細胞による網膜色素変性症の治療がはじまろうとしています。
網膜色素変性症は、遺伝的な病気でありながら、日本での中途失明原因の3を占めている病気です。
現在は、進行を遅らせるための内服治療が唯一の治療法であり、根本的な治療法はありません。
網膜色素変性症のサルに行ったiPS細胞の移植では、視野の一部が回復して、それが2年後も効果を発揮していたとのこと。

これがヒトに応用できれば、今まで治療法がなかった患者さんの福音となることは間違いありません。
今年の夏には申請したいとのことですので、是非がんばっていただきたいものです。

院長まつやま

2019-05-15 08:35:56

iPS細胞移植による加齢黄斑変性症の治療

京都大の山中教授ノーベル医学賞を受賞して脚光を浴びたiPS細胞ですが、このiPS細胞を初めてヒトに移植したのは、日本の加齢黄斑変性症の患者です。
その時は、患者本人の細胞から作成したiPS細胞を用いた細胞シートを移植したため、一説では1億円の経費がかかったとも言われています。

その後、
加齢黄斑変性症に対するiPS細胞移植5の患者に行われていますが、1例目の移植よりも進化した方法で行われています。
まず、使用したiPS細胞は、拒絶反応を起こしにくい他人から採取した細胞を用いていることです。
この方法であれば、あらかじめ様々な組織の細胞をストックしておくことが可能であり、移植までの時間費用を大幅に軽減することが可能です。
実際に、現在は京都大にてさまざまな組織のストックを作成中とのこと。

また2点目は、細胞をシート状に培養することなく、懸濁液をそのまま移植したことです。
細胞をシート状に培養するためには、技術もさることながら、時間も必要です。
また細胞シートの移植では、網膜を部分的に切開する必要があるため、網膜のダメージは避けられません。
懸濁液であれば、注射針で網膜下に注入できるため、手技的にも容易で、網膜ダメージはほとんどありません。

現在、この新しい方法で行ったiPS細胞移植後の5例の加齢黄斑変性症の方の経過を1年以上観察できているとのことですが、大きな拒絶反応もなく、経過も良好とのこと。
今後、他の組織においても、同様のiPS細胞移植がますます加速していきそうです。


院長まつやま

2019-05-14 08:39:09

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