まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

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眼科の治療

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レーシックの今後

いまや屈折矯正の主要術式となったレーシックですが、その手術件数が急激に落ち込んできています。
現在レーシックは、アメリカでは国防省のパイロットやNASAの宇宙飛行士の適合検査でも認められるほど確立した視力矯正法になっているにもかかわらず、日本ではこの10年の間に50万件から5万件に、実に9割も減ってきているのです。
レーシックは自由診療であることからリーマンショックのような経済情勢が機になった可能性はありますが、主な原因は2013年に消費者庁から出された「
レーシックによる重大危害についての注意喚起」のためと思われます。重大危害として挙げられたのは、過矯正による遠視、それに伴う頭痛・吐き気等の体調不良、ドライアイ、目の痛みなどの症状で、実際に広島でも裁判にまで発展していました。
しかしそれ以上に大きなインパクトを残したのは、
銀座眼科でのレーシック集団感染事件です。これは銀座眼科で施行したレーシック患者のうち約70人が角膜細菌感染をおこし、うち数人は角膜移植まで余儀なくされた事件であり、院長は業務上過失傷害として実刑に処された件はニュースでも大きく取り上げられました。

眼鏡が使えない人や、アレルギー症状のためコンタクトレンズが使えない人にとってはいまだにレーシックは有効な手段ですし、角膜変性症や角膜白斑などでみられる角膜表層の濁りをレーシックで除去する
治療的角膜切除は保険診療の対象にもなっています。今後も一定の需要が見込める手術であり、適切な施設で行った治療成績は非常に安定しています。
当院ではレーシック手術は行っていませんが、信頼のおける施設を紹介させていただいております。ご希望のある方は相談されてくださいませ。

院長まつやま

2019-02-21 09:00:54

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明るさを自動調節するコンタクトレンズ

メガネのレンズにもいろいろな種類がありますが、中には明るい場所で濃い色に、また暗い場所では薄い色に自動で調光してくれるものがあります(自動調光レンズ)。これは紫外線に反応して色が変わる成分がメガネに入っているためです。
コンタクトレンズにもこの機能があればなぁ…と思っていたところ、アメリカではすでに
アキュビューオアシスにこの技術が採用され、昨年認可が下りたとのこと。実際に日中と夜間のドライブテストでも特に運動能力や視界に問題がなかったことが確認されています。
このコンタクトレンズを装用していると日中も紫外線をカットしてくれると同時にまぶしさも軽減され、また運転中に急にトンネルに入っても暗すぎて危険を感じるなどの不自由もなくなりそうです。
個人的にも早くこのタイプのコンタクトレンズの認可が日本でも下りてほしいと思います。
厚労省の方々、よろしくお願いします(^^)

院長まつやま

2019-02-16 08:47:31

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スマートコンタクトレンズ

コンタクトレンズは近視矯正の手段としては、今や日常生活になくてはならないアイテムですが、このコンタクトレンズにさらに医学的な付加価値をつけたものスマートコンタクトレンズといいます。
具体的には、コンタクトレンズに薬剤を追加し、少しづつ目の表面に薬物を放出することで治療をしたり、小さなセンサーを組み込み、眼圧を24時間連続的に測定しようとする試みです。


薬剤が追加されたコンタクトレンズは数週間は効果が持続するので、緑内障や目の炎症への応用が期待され、何種類も点眼を使用している患者さんのアドヒアランス(患者さん自身がしっかりと処方された点眼治療を行うこと)の向上が期待されます。
また眼圧は1日の中で変動したり、体位によって変動することが確認されています。
眼圧測定センサーを組み込んだコンタクトレンズは眼圧の日内変動の測定や自宅での緑内障点眼の効果を把握することが可能ですので、眼圧を唯一の治療とする緑内障の患者さんには非常に有用です。

今後も医療面でのテクノロジーの進歩が患者さんの負担の軽減につながればと思います。

院長まつやま

2019-02-13 08:58:51

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花粉症の初期治療

花粉症は症状が増悪してから受診される患者さんが多いため、得てして外来に来られた時には重症化していることがよくあります。
例えば小児の患者さんはかゆみに耐えられず目をこすり、眼瞼がひどく腫れ、白目がゼリー状にただれた状態で受診することはよくあることです。重症化したアレルギー性結膜炎は治療経過が長くなる傾向があり、治療も一時的に強めの
ステロイド点眼や軟膏を使うことが多いため、副作用のチェックも含めて複数回の受診が必要となります。

そこで、少しでもアレルギー症状を少なくする目的で
初期療法を行うことがあります。
初期療法とは花粉が飛び始める2週間前からアレルギー治療を開始する治療法です。初期療法を行うと、アレルギー症状の軽減が期待できるだけでなく、症状の発現を遅らすことができます。

毎年、アレルギー症状で苦労される方は、早めに受診して初期療法をはじめ、花粉シーズンに備えることも検討してみて下さい。

院長まつやま

2019-02-01 08:56:40

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閉塞隅角タイプの緑内障の治療

緑内障開放隅角タイプ閉塞隅角タイプに分かれます。
閉塞隅角タイプは日本の緑内障の1割しかいませんが、2020年までに世界中で530万人がこの疾病で失明するといわれており、いまだに東アジアの失明の主要疾患となっています。
日本でも約30年前にはこのタイプの緑内障はレーザー治療ですぐに治ると思われていましたが、レーザー治療だけでは治癒できないタイプの緑内障が多いことがすでにわかっています。

実は
閉塞隅角タイプの緑内障には、意外にも白内障手術が有効なのです。緑内障なのに白内障手術?と思われるかもしれませんが、閉塞隅角タイプの緑内障は、程度の差こそあれ水晶体そのものがその眼圧上昇の原因になっているからです。

現在は日本緑内障学会でも
閉塞隅角タイプの緑内障治療には白内障手術を推奨していますし、イギリスや東アジアの大規模調査でも、従来のレーザー治療よりも白内障手術の方が経過がいいことが証明されています。
通常の白内障手術に比べてやや手術が難しいことは確かですが、適切に手術を行うことで緑内障を治癒させることができる意義は大きいと思います。

ちなみに
閉塞隅角タイプになりやすいタイプかどうかは外来の検査で簡単に判別することができますので、気になる方はお申し出くださいませ。

院長まつやま

2019-01-29 08:53:33

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緑内障新薬

緑内障は潜在患者が多いうえに、一旦診断がつくとほぼ一生点眼しつづけなければいけないため、製薬会社としても市場価値が高く、新薬が出やすいとされています。実際、緑内障点眼はこれまでも先発品だけでも40種類以上の点眼薬が発売されており、他の疾患に対する点眼数と比べると群を抜いています。この12月にも新しい緑内障点眼薬が発売されました。緑内障点眼に求められる3条件は眼圧下降効果、点眼回数の少なさ、そして副作用の少なさです。その流れから最近の緑内障点眼はPG系といわれる点眼やその合剤(2種類の点眼をミックスしたもの)が多い傾向があります。今回の点眼もまさにPG系ですが、今までと大きく違うのはこれまでよりも副作用が少ないという点です。これまでも点眼による全身合併症はほぼありませんでしたが、充血やまぶたの色素沈着、まぶたのくぼみ、まつげが伸びる等の眼局所の副作用があったため、片眼のみ緑内障の方や女性の方は美容的に投与しにくい事例がありました。新しく発売される点眼は、眼圧下降効果や点眼回数はかわらず、このような眼局所の副作用が少ないのが売りのようです。しかし白内障手術を受けておられる方には投与できない等の禁忌があるので、しばらくは様子をみながらの処方となりそうです。緑内障の眼合併症でお悩みの方はご相談くださいませ。

院長まつやま

2018-12-25 13:35:45

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眼内レンズ

眼内レンズとは白内障手術の時に濁った水晶体の代わりに眼内にいれるレンズです。もともとは硬い素材のものを用いていましたが、現在はアクリルといわれる柔らかい素材の眼内レンズがメインです(昔の半透明のアクリル板の下敷きのような素材です)。直径が6㎜ありますが、柔らかい素材なので折りたたんで3mm弱の創口から眼内に挿入することができます。色は透明と黄色がありますが、一般的には黄色い眼内レンズの見え方がより自然に近いと言われています(透明なレンズでは白いものが青く見えることがあります)。眼内レンズの中でも最近の流行は多焦点です(まだ全体の3%程度しかでていませんが…)。通常の眼内レンズはピントを1か所にしか合わすことができませんが、多焦点眼内レンズは遠くと近くにピントを合わすことができます。つまり術後も老眼鏡がいらないというメリットがあるのです。特に女性の方は術後のお化粧が楽になったとのお話をうかがいます。また乱視用の眼内レンズもありますし、乱視用の多焦点レンズもあります。まつやま眼科でも各種眼内レンズを取り揃えています。白内障手術を検討している方は、自分の目の中にいれる眼内レンズについても事前によく検討することをお勧めします。

院長まつやま

2018-12-06 13:15:41

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抗VEGF抗体

加齢黄斑変性症は欧米では失明原因の第1位を占める病気で、日本人でも失明原因の第4位にあたります。10数年前まではこの病気に対する特効薬はなく、患者さんが見えなくなる経過をみるしかありませんでしたが、分子標的薬という創薬分野がでてきてからは治療が一変します。分子標的薬は、もともとはがん細胞を増殖・転移させる特定の分子をおさえるために作られた抗体であり、抗がん剤です。大腸がんによく効く分子標的薬であるVEGF抗体加齢黄斑変性症にも効果があることがわかり、眼科でも一気にブレイクしました。その後、網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症による黄斑浮腫にもこのVEGF抗体の効果があることが分かり、現在にいたっています。非常に効果の高い薬ですが、1回の注射で約15万円(3割負担の方で約5万円)かかってしまうことが大きな欠点です。さきのノーベル賞で話題になったオプジーボもそうですが、例えよく効く薬であっても値段が高すぎて患者さんが薬を使えないようであっては本末転倒です。製薬会社も医療の担い手として、利潤とは関係なく量的・質的に必要とされる薬は値段を下げる努力をするべきかと思います。まつやま眼科では厚生労働省の認可がおりていないものの廉価版の抗VEGF抗体もご用意していますので、ご相談ください。

院長まつやま

2018-12-04 10:42:26

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先進医療

先進医療というワードをご存知ですか?高度な医療技術を用いた医療のうち、公的医療保険の対象にはなっていないものをいいます。例えば、がんに対する陽子線治療重粒子線治療などの特殊な治療は有効性が確立されている治療ですが、約300万円の費用がかかり、公的医療保険は使えません。このような先進医療にかかる費用は年々増加してきており、2017年は200億円を突破しています。ところがこの中の実に44%が眼科の先進医療であることはほとんど知られていません。眼科の先進医療とは具体的にはほとんどが多焦点眼内レンズを用いた白内障手術58万円)です。白内障と老眼を一度に治す有用な手術ですが、多くの先進医療が人の生命を対象としている中で眼科の先進医療が44%を占めてしまうのにはさすがに抵抗があります。近々、多焦点眼内レンズが先進医療の枠からはずされるとの噂もありますので、この手術を検討中の方はその動向に注意が必要です。ちなみにまつやま眼科では期間限定で多焦点眼内レンズを15万円で提供しています(公的医療保険や先進医療特約は使えません)ので、ご検討くださいませ。

院長まつやま

2018-11-28 09:16:37

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