まつやま眼科

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医療のトピック

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救急車、迷った時の「#7119」

平成28年度の広島市の救急車の出動件数は58千件にも達したとのことですが、その約半数は結果的に軽傷だったそうです。
市内で救急車に遭遇する機会が多いため、さぞかし市は多くの救急車を保有しているのかと思いきや、広島市の救急車はわずか45しかありません。
安易な救急車の要請は、命を救えるかもしれない重症患者の妨げになる可能性がある一方で、自分の症状が救急車を呼ぶに値するかどうか悩んで、結果的に治療が遅れてしまう可能性もあります。

そこで広島市は、急病や怪我にかかった時の電話相談窓口
「♯7119を、この2月に開設しました。
これは救急車を呼ぶべきかどうか迷っている人向けの窓口であり、電話をすると、窓口の看護師が緊急性を判断し、救急車の出動要請をしたり、近くの医療機関の案内などをしてくれるそうです。
この2か月での相談件数は8665でしたが、半数以上が休日の病院の問い合わせ等の内容で、実際に救急車を呼ぶべきかどうかの医療相談の電話2629、そのうち看護師が緊急性ありと判断したのは1143あったとのこと。
ちなみに、
1日当たりの平均電話件数は、平日100、土曜185、日・祝日230と、週末に多い傾向であり、今年のゴールデンウィークの10連休は特に相談の電話が急増することが予想されるため、相談員を増やして対応に当たるそうです。

市民への「
#7119」の周知が進むと、軽症患者による119番通報の減少が期待でき、本来の急患の搬送業務がスムーズに遂行されることが期待されます。

院長まつやま

2019-04-20 08:40:21

赤チン

傷口に塗る消毒薬で、塗ると赤色になることで有名だった「赤チン」。
昭和世代の方はご存知かと思いますが、クスリ箱に入っている常備薬の定番で、子供のころに擦り傷するたびによく塗ってもらったものです。

この赤チンの正体は
マーキュロクロム液というものですが、この赤チンの生産が、とうとう来年で終わってしまうそうです。
赤チンは1918年に発見され、日本で幅広く使用されましたが、生産する過程で水銀を含んだ廃液がでることから、国内生産としては1973年にすでに生産を終了していました。
しかし、根強いファンのため、一部の製薬会社が海外から原料を輸入して生産を続けてきたそうです。
その後、無色透明の消毒薬「マキロン」が市場に出ると、売れ行きは一気に落ち込んでしまったとのことでした。

昭和世代になじみの深いものがまた姿を消してしまうのは少し寂しい気もしますが、もう2週間もたてば新たな元号「令和」がはじまります。
消毒薬ひとつをとってみても、昭和・平成・令和と、時代の変遷を感ぜざるをえません。

院長まつやま

2019-04-19 08:35:52

小学生のなりたい職業

小学生のころ、将来の夢や職業について語り合ったことがあるかと思いますが、この度、小学生が将来なりたい職業ランキングが発表されました。

1は子どもの夢の定番パン屋さん2は今をときめくユーチューバー3警察官プロサッカー選手が同率となっています。
やはりある程度、世代を反映した結果といえます。

ちなみに
親が子どもになってほしい職業についてもランキングされていますが、
男の子の親は、1位が公務員2位が会社員3位が医師
女の子の親1位が公務員2位が看護師3位が会社員・薬剤師とのこと。
こちらも親の世代を反映してか、なかなかお堅い職業が多いように思います。

また、
医療関係に限ってみてみると、
男の子の親3位が医師4位が研究者6位が薬剤師
女の子の親2位が看護師3位が薬剤師5位が医師9位が研究者を希望しているという結果でした。
やはり医療関係は安定した職業というイメージがあるようです。

当院は、場所柄、10歳以下の小児の受診割合が多いため、少しでも子どもの憧れる職業、職種となれるよう、より努力していきたいと思います。

院長まつやま

2019-04-18 08:42:38

失明原因の年齢別の疾患割合

日本人の中途失明原因の統計は、最も新しいものが2015のものになります。

全体でみれば、失明原因の1
緑内障28.6%)、2網膜色素変性症14.0%)、3糖尿病網膜症12.8%)です。
ところが、年齢別にみると、失明原因の疾患がかわってきます。

18歳から50歳までの失明原因のデータをみてみると、1
網膜色素変性症29.5%)、2糖尿病網膜症14.3%)、3緑内障11.9%)となり、遺伝的な疾患の要素が強くなります
一方で、50歳以上の失明原因は、1
緑内障31.4%)、2糖尿病網膜症12.9%)、3網膜色素変性症12.3%)となります。
また、70歳以上に限ってみてみると、1
緑内障36.0%)、2加齢黄斑変性症11.1%)、3糖尿病網膜症9.6%)となり、今度は年齢性変化に伴って発病する疾患が多くなってきます

緑内障糖尿病網膜症加齢黄斑変性症などの病気は、早期に発見・治療することで、失明を予防することのできる病気の代表です。
やはり40歳以上の眼科の検診が強く勧められます。

一方で、遺伝的な病気である
網膜色素変性症においては、一世を風靡しているiPS細胞による治療が始まろうとしています。
動物実験では良好な結果が得られているだけに、今後の展開が期待されます。

院長まつやま

2019-04-17 08:44:02

白内障手術と寿命

白内障手術視力が改善し、術後の生活の質を改善しますが、アメリカの研究では、それ以上に、寿命に影響する可能性が指摘されています。

65歳以上の女性で、白内障の人と、すでに白内障手術を受けた人との死亡リスクを比較したところ、手術を受けた女性は、手術を受けなかった女性と比べて、全死亡リスクが60も低いことがわかりました。
また、血管疾患や呼吸器疾患、がん、事故、神経疾患、感染症など原因別の死亡リスクも3769%の低下が認められました。
つまり、
白内障手術を受けるメリットは視力改善だけにとどまらず、寿命にも影響する可能性が示されたことになります。ただし、まだ男性でのデータはないとのこと。

今後、データが集積されれば、ますます白内障手術の需要が高まるかもしれませんね。

院長まつやま

2019-04-16 08:48:30

広島の医療通訳

以前、広島の医療機関を訪れる外国人が増えてきたことをお話しました。
その中で、外国人受け入れ対策の重要な柱として、医療通訳の体制作りをあげていましたが、実は広島にもすでに医療通訳の体制があるそうです。

ひろしま国際センターが昨年11月に始めた医療通訳の派遣事業がそうですが、現在は5か国語、44人の医療通訳を養成しているとのこと。

ところが残念なことに、現在までのところ、まだほとんど需要がないそうです。
これにはいくつかの理由があります。
ひとつは、宣伝不足
せっかく政府のお墨付きの事業なのに、それを利用する医療関係者や外国人へのアピールが少なすぎです。インバウンド景気もさることながら、広島在中の外国人も増加してきているので、医師会やメディア、コミュニティーセンターを通じて、もっと医療通訳の存在を宣伝するべきです。
ふたつめは予約の問題
医療通訳は外国人には非常にありがたいサービスですが、5日前に予約が必要とのことですので、急な疾患には対応していません。派遣会社や通訳者の都合もあるでしょうが、ネットを活用するなど、予約しやすい環境を作る必要があります。
そして3つ目は費用の問題
通訳の費用は1回2時間まで2000と、割とリーゾナブルですが、これを医療機関が負担する仕組みとのこと。とりあえず、この11月までは試行期間として無料ですので、お試しするなら今がチャンスかもしれません。

今後、移民法が制定されれば、ますますアジア系の外国人の受診が増えてくることが予想されますので、これを機会に医療通訳の体制について、再度検討してみてもいいかもしれません。

院長まつやま

2019-04-15 09:43:12

医師の年齢による苦情リスク

自分の経験では、高齢の医師ほど患者さんからの苦情が少なく、逆に血気盛んな若い医師ほど苦情が多いように感じていましたが、このほど、医師の年齢の違いによる苦情リスクを評価した研究が発表されました。
対象は眼科医で、医師の年齢と患者からの苦情の発生率について検討しています。

その結果、苦情の発生率が最も低いのは70歳超の眼科医だったそうで、1000日当たりの苦情件数は、70歳超の0.71に対し、60歳代では1.41件、50歳代では1.84件、40歳代では2.02件、30歳代では1.88件と、眼科医の年齢が若くなるほど苦情が多くなる傾向が見られました。
推定される苦情リスクは、70歳超の眼科医と比較して、40歳代の眼科医では1.7330歳代の眼科医では2.36も高かったとのこと。

私も若かりし頃は、自分の正義感から(必ずしも病気に正義も何もないのですが…)、頭ごなしに物を言うことが多かったように思います。
年を経るごとに、病気への知識や理解が増すと同時に、患者さんへの接し方や物言いがやさしくなってきたと感じています。
今までの忙しい総合病院の診察と違って、今は時間的に余裕のある開業医ですので、「病気を診る」のではなく
「人を診る」医療を今後も継続していきたいと思います。

院長まつやま

2019-04-13 08:43:03

医薬品の多剤投与

最近はさまざまな疾患において診断と治療のガイドラインが出され、治療水準の維持と向上が計られています。
実は疾患のみならず、薬剤投与についても、「
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」がだされていて、高齢者に対する医薬品の多剤投与に関する問題が提起されています。

調査では、5種類以上の薬剤投与で患者さんは負担に感じ、実際に6種類以上の薬剤投与では
有害作用を起こす割合が15%も高まることが報告されています。このような有害作用には、眠気・ふらつき・物忘れ・排尿障害などがあげられます。特に眠気ふらつきなどは転倒のリスクにつながるため、薬剤投与のために寝たきりになってしまっては本末転倒です。

投薬を減らしていくには、医師や薬剤師により薬剤の飲み合わせのチェックをする必要がありますが、そのためには
お薬手帳を利用するのが現実的です。お薬手帳は約9割の患者さんが持ち歩いていますが、何冊かある場合は、1冊にまとめておくことが大事です。
眼科といえども、点眼45種類、内服数種類を慢性的に処方されている患者さんがいますが、それに加えて他科の処方も含めると、まさに患者さんをクスリ漬けしてしまっているようなものです。

医薬品を処方する立場のわれわれが積極的にガイドラインを遵守し、必要最小限の処方をすることが患者さんの利益につながると思います。

院長まつやま

2019-04-12 09:16:49

親の遺伝

よく何かにつけて「親の遺伝が・・・」という話をする人がいますが、実際にはどのくらいの性格や行動が親から遺伝するのでしょうか?

遺伝の影響を科学的に測定する
行動遺伝学の観点からすると、子どもが両親から受け継ぐ才能のうち、神経質さ、外向性、勤勉性といった性格については遺伝率が30%程度と考えられています。
アスリートの子孫にアスリートが多いように、運動神経はもっと親の遺伝が高くなると考えられていますが、それでも40%前後といわれてます。

それでは学力や知性はどうでしょうか?
知性は実に50%以上が親からの遺伝といわれています。しかも父親よりも
母親の遺伝の方が強いそうです。
また発育過程での教育環境などの要因を考えると、母親は幼少期から読み聞かせをしたり、一緒に勉強したり、子供と接する時間が長いため、環境的にも母親の知性が子どもの学力に影響しやすいそうです。
実際にラットを用いた研究では、本能や自律神経系などの
生きるための能力父親から遺伝し、記憶や知性をつかさどる遺伝子母親から遺伝することがわかっています。

世の女性たちが巷でよく噂にする「男性に求める3」(高身長・高学歴・高収入)ですが、
この研究結果をみると、少なくとも男性の高学歴に関しては、子どもへの遺伝はあまり関係ないため、こだわる必要はなさそうです。

院長まつやま

2019-04-11 09:38:47

AI診療

研究が急速に進む人工知能AI)ですが、AIを使った医療応用については日米で考え方がわかれています。

日本では、AIを使って内視鏡画像からがんを特定したり、MRIの脳画像から認知症を早期にみつける研究が進んでいますが、AIが誤った判断をくだす可能性は否定できません
そこで日本の厚労省は、「現地点ではAIは医師に情報を提示する支援ツールに過ぎず、判断の主体は医師本人」との見解を示しました。

ところがアメリカでは、昨年、網膜画像から自動的に糖尿病網膜症を診断するAIが医療機器として正式に認可されました。つまりその場に眼科医がいなくてもAIにより糖尿病網膜症の診断を下すことが可能となり、世界初の
AIドクターが誕生しました。
もっとも、診断された患者は眼科専門医に受診しなければいけないという流れのようです。

AIドクターによる責任の所在の判断は難しいところですが、研究の進歩により医療のAI化が進んでくると、さまざまな診療科、特に読影の分野では、AIドクターが誕生するかもしれません。
医療の世界では、AIは人間にとって代わるものではありませんが、AIによって、われわれ医師も患者さんも共に享受するメリットは大きいかと思います。

院長まつやま

2019-04-10 08:43:56

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