まつやま眼科

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医療のトピック

医療のトピック
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がんの早期発見技術

12/3から福岡市で日本分子生物学会が開催されましたが、がんの早期発見に関する画期的な発表が話題となっています。

かつては電器産業の大手だった東芝が、独自の技術を用い、血液中の
マイクロRNAを使った、簡便で高精度ながん検出技術を開発したのです。
その技術を使えば、13種類
がんの患者と健常者を、2時間以内99%の精度で網羅的に識別できるとのこと。
人間ドックや健康診断で、来年にも実証試験を始める計画ですが、これが本当であればスゴイことです。

13種類のがんとは、
乳がん、膵臓がん、卵巣がん、前立腺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、胆道がん、膀胱がん、肺がん、脳腫瘍、肉腫です。
また99%の判定精度のなかには、超早期の段階である「ステージ0」の検体も含まれるといいます。


マイクロRNAとは、遺伝子の発現を調節する機能をもつ20数個の塩基からなるRNAです。
血液中には2500種類
マイクロRNAが存在しますが、特定のがん細胞から特定のマイクロRNAが早期に分泌されるため、
マイクロRNAがんバイオマーカーとして注目されていました。

東芝は、病気の早期発見や患者ごとの個別治療につながる精密医療を中核として、医療事業への本格的な参入を表明していますが、
日本の技術と医療がマッチした代表的な成功例となるのではないでしょうか?
しかも、検査価格は2万円以下を想定しているとのこと。
機会があれば、ぜひ検査をうけてみたいものです。

院長まつやま

2019-12-06 08:57:27

2020年のスギ飛散予想

来年の春のスギヒノキ花粉飛散情報は、すでに予想が発表されています。

春の花粉飛散量は、前年の花粉飛散量夏の気象条件から予想されますが、
来年の飛散量は今年のものよりもかなり少なく、過去10年の平均と比較しても半分程度となると予想されています。

中国地方では2月下旬頃が飛散時期と予想されていますが、
よく耳にする「
花粉飛散日」から一斉に花粉が飛散してくるわけではありません。

花粉飛散日の定義は、1平方cmあたり1個以上スギ花粉を原則として2日以上観測した場合の最初の日」と決められています。
つまり、ぶっちゃけ、すでに12月でも少ないながらスギ花粉は飛散しているのです。
アレルギーに敏感な方はすでに症状がでているかもしれません。

ちなみに、初期症状として最も多い症状は
鼻水
69%、その後、目のかゆみくしゃみ58%鼻づまり30%と続きます。
この時期なのにどうも目がかゆい…とかお悩みの方は早めに点眼や内服をはじめてもいいのではと思いますので、
症状と相談して、受診してくださいませ。

院長まつやま

2019-12-05 08:48:23

生体用の両面テープ

われわれは手術などでできた傷口をふさぐ際、針と糸を使って縫合します。
この縫合糸にはさまざまな太さや素材があり、またにもさまざまな太さやカーブがあるため、各々の組織に適したものを用いることにより、
なるべく術後の組織にダメージを与えないような工夫をしています。

かつては、創口に塗って傷を貼り付ける「
生体のり」(フィブリンのり)も登場し、眼科領域にも応用されたことがありましたが、
少なくとも眼科手術では期待したほどの効果は得られず、今では脳外科領域で使われるのみとなっています。

そんななか、アメリカの大学が、傷口の縫合処置に用いる
医療用両面テープを開発しました。
動物実験では、テープを貼ると傷口の組織が数秒で接着したとのこと。

世界で行われる外科手術は年間23000万件以上に上り、その多くは傷口を縫合糸で縫い合わせる処置が施されています。
しかし、針と糸を用いて縫合すると組織に
ストレスを与えるほか、感染症痛み瘢痕の原因となることも確かです。

開発された
両面テープは、縫合とは根本的に異なるアプローチで創口閉鎖が行えるため、組織への副作用はより少ないと考えられます。
また従来の生体のりと比較しても、わずか5秒程度で組織が接着することを考えると、比べ物になりません。

この両面テープにより、植え込み型心電計薬物送達デバイスの適用を広げることもできると考えられており、
より簡便で効率的にこれらのデバイスや機器を使えれば、そのような患者さんにも福音となります。

まだヒトでの応用には至っていないとのことですが、応用が実現すれば、手術の概念を変えるほどのインパクトがあります。
いち外科医としては、この両面テープを使用して行えるさまざまな状況を早くも想像し、期待が膨らむ今日この頃です。

院長まつやま

2019-12-04 08:50:05

再生能力

サンショウウオトカゲは、手足やしっぽが切断されても再生することのできる不思議な能力をもっています。

かねてから、「人間にもこの能力が備わっていれば」との思惑で、様々な研究が行われてきました。
しかし、どうやら人間にも一部の組織にこの能力が備わっているようです。

それは意外にも
軟骨の組織。
軟骨の組織は非常に再生能力に富み、この能力が高い部位ほど、修復が早いとのこと。
例えば、足首の軟骨は非常に再生能力に富むため、足首の捻挫などは比較的早い時期に治ります。

一方で、再生能力のあまりない股関節膝関節の軟骨の損傷は、回復までに長い時間を要するとのこと。
確かに、昔サッカー少年だった経験上、説得力のある説明です。

またそのメカニズムについても、ある程度、わかってきています。
これらの発見が、年齢性変化に因る
変形性関節症の治療につながってくる可能性もあります。

またさらには、人でも、負傷で失われた手足が再生してくる可能性だってありえます。

iPS細胞の登場により、一躍、脚光を浴びた再生医療ですが、
ヒト本来の
再生能力が使えるものであれば、それに越したことはありません。
このような地道な基礎研究が、臨床で大きく花開くことを期待しています。

院長まつやま

2019-12-03 08:56:01

過呼吸の対処法

過呼吸とは、精神的なストレスが原因で呼吸が浅くなり、パニック状態に陥るもので、医学的には過換気症候群といいます。

私たちは、通常は1分間12から20呼吸をしていますが、

過呼吸になると、この回数が増え、徐々に息苦しくなってきます。
この「吸いたいのに吸えない」とする意識から、パニック状態に陥ってしまうのです。

この状態が続くと血中の二酸化炭素が低下し、
意識障害手足のしびれを起こしてしまします。
そこで、以前は、口を紙袋で覆って自分で吐いた息を吸わせることで、吸入する二酸化炭素を補う「ペーパーバッグ法」が行われていました。
私の学生時代もこのペーパーバッグ法で対処していたものです。

ところが、現在はこの方法を推奨していないとのこと。
これは、
心不全肺塞栓などの基礎疾患がある場合は、この方法はかえって危険となるためだそうです。

現在は、救急車の中では安定剤を使って落ち着かせる処置をとっているそうです。
それでも、救急車がくるまでの間や緊急時には、呼吸を整えさせることが大事です。
整え方としては、鼻から息を吸い、口先をすぼめて息を吐くことを基本とし、
これを2秒と42秒と62秒と8と徐々に伸ばし、最終的に「2秒吸って8秒吐く」を繰り返し行うと、自然と回復してくるとのこと。
もしもの時のために、ぜひ覚えておいてくださいませ。

院長まつやま

2019-12-02 08:43:22

コンタクトのポイ捨て

近年、ペットボトルなどのプラスチックごみが砕かれ、マイクロプラスチックとして海水を汚染していることが問題視されています。
また、一部の
マイクロプラスチックは空中にも浮遊しているらしく、肺疾患への影響も心配されています。

コンタクトレンズも実はプラスチック製であり、コンタクトレンズポイ捨てが自然環境の破壊につながる可能性も指摘されています。
日本コンタクトレンズ協会の調査では、20.6%の人が使用済みコンタクトレンズをごみ箱以外に捨てていること。
最も多かったのが洗面所流し33%、そしてトイレに捨てていると答えた人が15.1%にものぼりました。

推定で、年間34億枚が出荷されている
コンタクトレンズ
コンタクト使用者は、国内で1,600万~2,200万人いると言われていて影響も大きいことから、
コンタクトレンズといえども、正しく廃棄する使用者の倫理観が求められています。

院長まつやま

2019-11-30 08:46:32

アップルウォッチ

世界最大のコンピューター会社アップルが販売しているアップルウォッチ

文字通り、腕時計としての機能はもちろん、手持ちのスマホと連動すれば、電話としても使え、また電子メールとしての機能も持ち合わせています。
また、いまや腕時計が
心拍を測ってくれるのは当たり前、自動で心電図まで測定してくれたり、転倒通知機能を備えたアプリまであります。

この
アップルウォッチですが、今度は病院での診察時に、医師にもうれしいアプリが導入されるそうです。
それは、医師が口述したものを自動で電子カルテに入力してくれるというシステム。
医師は
アップルウォッチを装着し、普通に患者さんを診察し、患者さんに説明するだけです。
そこから、AIが重要な箇所を自動で抜き出し、データをカルテに自動追加してくれるそうです。

確かにこのシステムだと、カルテ作成にかかる膨大な時間を短縮してくれそうです。
電子カルテはいまや、外来になくてはならないツールですが、
患者さんに説明したことを、後々、再度カルテに入力しなおす手間がかかります。
また、診察時には得てして両手が塞がっているため、この新しいシステムにより、両手をフリーにできるメリットもあります。

AIだけに機械学習してくれるため、使えば使うほど相性が良くなるかもしれません。
将来的には、アップルウォッチで患者さんの予約をとったり、健康保険を確認したり、健康状態を査定したりと、夢が広がります。

アップルのCEOであるティム・クック曰く、「人類に対する最大の貢献は健康」だそうです。
今後も、ヘルスケア面での有益なアプリ開発が期待されます。

院長まつやま

2019-11-29 09:06:41

子どもの目の屈折

最近は、学童近視化が日本でも大きな話題になってきていますが、
乳児の時は、ほとんどの子どもが軽度の
遠視です。
その後、目の大きさが大きくなってくるにつれて、
正視(近視でも遠視でもない状態)に近づいていきます。

ピントを合わせることを
調節といいますが、この調節も生まれたばかりのころにはありません。
生後2か月くらいになってはじめて、ものを見るときにその距離に応じてピントをあわせることができるようになります。

調節に関しては発達が早く、生後10か月のころには、ほぼ成人と同様にピント合わせるようにすることができるそうです。

ピントがうまく合わないために
内斜視をおこすお子さんがいますが、これは調節機能がうまく働いていないからと推測されています。
このようなお子さんは、早期からめがねによる治療が必要となります。

ちなみに、片目づつは正常に見えていても、両方の目でひとつのものを見る力(融像)や、両方の目で見て立体的に見る力(立体視)はまた視力とは別物であり、
両眼視機能と呼ばれます。
実際に、生まれたばかりの赤ちゃんは視線がそろっていないのは、まだ
両眼視機能が備わっていないからです。
視線がそろうようになるのは2か月くらいからであり、逆に4か月を過ぎても視線がそろわない場合は、
斜視の可能性が高くなってきます。

院長まつやま

2019-11-28 08:46:15

がん家系

日本のがんによる死亡者数は、2017年のデータでは、年間37万3334人にのぼります。

日本には古くから「がん家系」という言葉があります。
遺伝がんの発生率を考える上では、確かに重要なファクターのひとつです。

一方で、遺伝や家系よりも「生活習慣」のほうが、がん発症に大きく影響するという説もあります。
しかし、その詳しい相関関係を明らかにした報告は今までにありません。

そうしたなか、国立がん研究センターは、この10月に、「がんと家系」について調べた大規模研究結果を発表しました。
今回の論文では、40~69歳の男女10万人強を、平均17.4年間にわたって追跡した大規模な疫学データを元にしています。

父母兄弟のうち、「少なくとも1人ががんになったことのある」グループと「ない」グループに分けた場合、
がんに罹患するリスクがどれだけ上昇するかを解析しました。
さらに、年齢、性別、地域、喫煙、飲酒、身体活動、健康受診歴、肥満などについても検証しています。

この結果、従来のがん家系を支持する「環境的要因にかかわらず、がん家族歴がある人はがんに罹患しやすい」とする結果が出ました。
特にがん家系が影響するがんは、「肺がん」「食道がん」「胃がん」「肝臓がん」「膵臓がん」「子宮がん」「膀胱がん」の7種類。
これらの中には、飲酒肥満喫煙など、今まで環境的要因が大きいと考えられていたものも含まれています。

ちなみに、大腸がん、乳がん、前立腺がんについては家族歴とは関係ないとの結果だったとのこと。

まだこれから環境的要因をさらに詳細に検討していくとのことですので、これが最終結果ではありませんが、
従来から言われている「がん家系」の方は気を付けておいた方がよさそうです。

院長まつやま

2019-11-27 08:41:55

治療薬としてのアプリ

スマホアプリ治療薬のように使用するデジタル療法が注目されつつあります。

すでにアメリカの食品医薬品局(FDA)では、
糖尿病患者の治療補助アプリが承認されていますし、
日本でも
ニコチン依存症治療のアプリが承認申請されています。

その他にも、
高血圧精神疾患などに対応した治療用アプリが研究開発されており、今後の臨床研究を経て、承認されていく見込みです。
また、心拍心電図を測定できるアップルウォッチなどもすでに発売されていますが、これらも
デジタル療法といってもいいかもしれません。

こうした
デジタル療法に対して、「期待する」とする意見は、開業医で48%勤務医で66%と、意見がまっぷたつに別れています。
デジタル療法は治療の補助療法スクリーニングにはいいとする意見が多い一方、
対面診察の重要性や責任の所在などが、意見の別れ目となっているようです。

世の中の流れからは、デジタルデバイスの医療への展開は必然かと思われますので、うまくそれぞれの病気や診察とマッチさせていくことが大事かと思います。

院長まつやま

2019-11-26 08:43:17

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