まつやま眼科

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子どもの視力⑤近視の予防

子どもの視力⑤近視の予防

【子どもの“近視”は予防できる時代に】

進行を“止める”ではなく、“防ぐ”という選択肢

「親が近視だから、うちの子も仕方ない…」
そう思っていませんか?
でも実は、今の医学では“近視を予防できる時代”に入っています。

ここ数十年、日本を含むアジア諸国では、子どもの近視が急増しています。
特にコロナ禍以降、屋内生活・オンライン授業・スマホの長時間使用などが影響し、
小学生の時点で眼軸(眼の奥行き)が伸びすぎるケースも目立ってきました。


近視の正体は「眼軸の伸び」

  • 近視とは、眼球の奥行き(眼軸)が伸びすぎることでピントが網膜より手前に合う状態です。

  • 一度伸びた眼軸は元に戻せません。
     → だからこそ、“伸びすぎないように予防する”ことが鍵となります。


近視予防のためにできること

  1. 1日2時間以上、屋外で自然光を浴びる
     → 太陽光が「ドーパミン」という神経伝達物質を促進し、眼軸の伸びを抑制

  2. スマホ・読書は30cm以上離して、30分ごとに目を休める
     → 近くを見る作業は毛様体筋の緊張を高め、眼軸が伸びやすくなる

  3. 夜間の明るすぎる照明を避ける
     → メラトニンの分泌を妨げ、睡眠の質と視力発達に悪影響

  4. 低濃度アトロピン点眼(0.01〜0.05%)の活用(医師の指導下)
     → 世界中で効果が証明された、近視抑制の新しい治療法


近視は「早く見つけて、早く対応」

  • 軽度の近視のうちにライフスタイル改善+点眼治療でコントロールすれば、
     将来の強度近視や網膜剥離などのリスクも大きく減らせます。

  • 近視が始まるのは、小学校低学年〜中学年がピークです。


近視は“なる前の予防”が最も効果的です。
昔は「遺伝だから仕方ない」とされていた近視も、
今は生活習慣と治療によって、予防・コントロールできる時代になりました。

院長まつやま
(まつやま眼科)



この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2025-08-04 08:15:10

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