【視力“1.0”でも見えてないことがある!?】
数字だけじゃわからない、“本当の見え方”
「視力検査で1.0って言われたから大丈夫ですよね?」
実はそれ、落とし穴かもしれません。
学校検診や健診で測る「視力1.0」は、“遠くの文字がどこまで読めるか”という数値に過ぎません。
ところが視力というのは、「見える」だけでなく、“どう見えているか”も重要です。
「視力検査1.0」の正体
視力1.0でも、こんな“見えづらさ”が隠れている
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両眼視機能の不具合
→ 両目をうまく使えず、立体感が出ない・距離感が狂う
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調節機能の異常(ピント調整力の問題)
→ 書いたものを見た後、黒板にピントが合わない
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視野の狭さやコントラスト感度の低下
→ 全体は見えるけれど、細かい違いが見分けられない
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弱視や斜視の片目カバー
→ 良い方の目で代償していて、もう片方が発達していない
家庭でできるチェック
これらが見られたら、視力以外の“視機能”に問題がある可能性があります。
「1.0見えている=すべて問題なし」とは限りません。
お子さんが日常生活で“見づらそう”にしている様子があれば、
数字にとらわれず、専門的な視機能検査を受けることをおすすめします。
院長まつやま
(まつやま眼科)

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2025-08-04 08:41:40
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