総合的には“ワンデー”が有利です。
理由は、ケア不要でケース由来の汚染・保存液トラブルを回避でき、
重症化しにくい傾向が示されているためです。(ただし発症率そのものの差は一貫しない報告もあります)。
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安全性の根拠(要点)
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感染重症度:日次使い捨ては発症しても重症化が少ないとの報告あり。
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ケア関連合併症:再使用レンズは保存液・ケース管理ミスが介在しやすい。ワンデーはこれを原理的に排除しているため。
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発症率の差:ワンデーで一貫した低下を示さない報告もあるため、最終的な差は装用者の行動(就寝装用・水曝露の回避等)次第とされる。
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2ウィークを選ぶなら守るべき最低条件
- 毎回の正しい洗浄・こすり洗い・新鮮な保存液、
- ケース定期交換、
- 就寝装用・水道水接触の厳禁、
- 定期検診の継続
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臨床での使い分け目安
「素材や交換サイクル」より“使い方”が安全性を決めることが大事です。
迷ったらワンデー、2ウィークならケアの徹底が必須となります。
院長まつやま
(まつやま眼科)
この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2025-08-16 15:44:20
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