緑内障は眼圧を下げることが唯一のエビデンス
これまでの大規模臨床試験(OHTS, CNTGS, EMGT など)で、眼圧を下げることが緑内障進行を抑制する唯一確実な方法と示されています。
点眼薬は低侵襲で安全性が高い
飲み薬や手術と比較すると、副作用や身体への負担が少なく、外来で誰でも始めやすい治療です。
種類が豊富で患者に合わせやすい
現在、日本では以下のような点眼薬が使用可能です。
プロスタグランジン関連薬(PG製剤):最も強力に眼圧を下げる
β遮断薬:心疾患や喘息に注意
炭酸脱水酵素阻害薬(CAI)
α2作動薬
ROCK阻害薬(新しい選択肢)
複数の作用機序を組み合わせることで、患者ごとに最適な眼圧コントロールが可能となります。
患者のQOLを守りやすい
手術やレーザー治療に比べて、日常生活への影響が少なく、仕事や生活を続けながら治療できます。
点眼が続かない/効果が不十分 → レーザー治療(SLT)
さらに進行リスクが高い場合 → MIGS(低侵襲緑内障手術)や従来の手術 まつやま眼科でも、点眼を2種類以上併用しても眼圧の効果が不十分な場合は、SLTといわれる特殊なレーザー治療による眼圧下降を行います。レーザー治療は5分で終了し、約70%の患者さんに、2~3年の眼圧下降が期待できます。 それでも視野障害の進行が抑制できなければ、緑内障手術を行います。
緑内障は「進行を止める」ことが唯一の治療目標です。
2026-02-07 08:19:08
医療のトピック