まつやま眼科

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緑内障点眼②中断のリスク

緑内障点眼②中断のリスク

点眼をやめてしまうとどうなる?
中断によるリスク

緑内障の治療は「眼圧を下げ続ける」ことでしか進行を防げません。
そのため、点眼の中断=治療の中断は、病気の進行に直結する大きなリスクとなります。


1. 視野障害の進行が加速する

  • 緑内障は自覚症状が出にくい病気です。

  • 点眼をやめても「見えているから大丈夫」と思いがちですが、知らない間に視野が狭くなっていきます

  • 一度失われた視野は元に戻すことができません


2. 将来的な失明リスクが高まる

  • 国内調査でも、点眼治療を守れていない患者ほど緑内障の進行が速いことが示されています。

  • 中断や不規則な点眼は「ゆるやかな進行」を「急速な進行」に変えてしまう可能性があります。


3. 眼圧の変動が悪化要因になる

  • 点眼を止めたり再開したりすると、眼圧が大きく上下することがあります。

  • この「眼圧スパイク(変動の幅の大きさ)」が、視神経へのダメージを加速させることが分かっています。


4. 治療選択肢が限定される

  • 点眼でコントロールできていたものが進行すると、レーザー治療や手術(MIGS・濾過手術など)を検討せざるを得なくなります。

  • 本来なら点眼で維持できた視力を、より侵襲的な治療に委ねることになるリスクがあります。


まとめ

  • 緑内障の点眼を中断すると、視野の進行・失明リスク・眼圧変動のいずれも悪化します。

  • 「症状がないからやめる」のは危険で、治療を続けることこそが最良の視力予防策です。

    まつやま眼科でも、眼圧の経過とともに、視野の経過、眼底の網膜神経の厚みなどを定期的に測定し、緑内障の進行を総合的に確認しています。急激な進行が確認される場合には、眼圧を安定させるために、レーザー治療などの次の治療に移行します。


院長まつやま
(まつやま眼科)



この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2026-02-09 08:22:38

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