3. サメはがんにならない説は誤解
サメ=がんにならない?
長年、「サメはがんにならない」と信じられてきました。
これはサメの軟骨に抗腫瘍作用があるとする説や、実際にがんが見つかりにくいことから広まったものです。
この説をもとに「サメ軟骨サプリ」まで登場しましたが、科学的に正しいとは言えません。
実際には腫瘍が見つかっている
なぜがんが少ないのか?
完全には解明されていませんが、いくつかの仮説があります。
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サメ特有の免疫システムが異常細胞を早期に排除している可能性。
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長い進化の過程で獲得した細胞増殖の制御機構が強力に働いている可能性。
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海洋環境での生活が、がんを誘発する因子(紫外線や一部の発がん物質)から比較的守っている可能性。
誤解がもたらした影響
「サメはがんにならない」という誤解は、健康食品業界やメディアで誇張され、サメ軟骨エキス=抗がん効果と宣伝されてきました。
しかし科学的には根拠が乏しく、がん治療への有効性は証明されていません。
まとめ
院長まつやま
(まつやま眼科)
この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2025-10-09 08:17:00
医療のトピック