まつやま眼科

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⑥ネコは腎臓病になりやすい

⑥ネコは腎臓病になりやすい

6. 猫は腎臓病が多い

高齢猫の死因トップは腎臓病

にとって最も身近で深刻な病気のひとつが慢性腎不全です。
特に高齢期の猫では死因の第1位となっており、多くの飼い主さんが直面する問題でもあります。

なぜ猫は腎臓病になりやすいのか?

  • は砂漠出身の動物で、水の少ない環境に適応するため腎臓を小さく進化させ、濃縮尿を作る能力に特化しました。

  • その代償として、腎臓常に強い負担がかかり、加齢とともに腎機能が低下しやすいのです。

  • さらに猫は「水をあまり飲まない」習性があり、脱水になりやすいことも腎臓への負担を悪化させます。

慢性腎不全の症状

  • よく水を飲むようになる、多尿になる

  • 食欲低下、体重減少

  • 嘔吐や元気の消失

これらは進行した段階で現れるため、早期発見が難しい病気でもあります。

飼い主ができる予防・対策

  • 定期的な血液検査・尿検査:特に7歳以上の猫は毎年チェックを。

  • 腎臓病用の療法食:低リン・低タンパク食は進行を遅らせる効果が証明されています。

  • 水分摂取を促す工夫:自動給水器やウェットフードで水分補給をサポート。

まとめ

  • は進化の結果、腎臓に負担がかかりやすく、慢性腎不全が高齢期の死因トップ

  • 水をあまり飲まない習性もリスクを高める。

  • 定期検診・食事・水分管理で、腎臓を守る工夫が長寿のカギ


院長まつやま
(まつやま眼科)


2025-10-09 08:26:34

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