アトピー白内障とは?
若い人にも起こるアトピー性皮膚炎と目の合併症
アトピー白内障とは
アトピー白内障は、アトピー性皮膚炎に合併して起こる特殊な白内障です。
通常、白内障は加齢によって60歳以降に多く発症しますが、アトピー白内障は10代〜30代の若年層でも発症し、進行が早いのが特徴です。
なぜ起こるのか
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アトピー性皮膚炎による慢性炎症が全身に及ぶ(炎症による要因)
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目をこする習慣 → 水晶体の袋(嚢)がダメージを受ける(外傷性の要因)
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ステロイド治療の影響で後嚢下混濁が進む場合もある(ステロイド白内障)
この結果、水晶体が濁って視力が落ちる「白内障」が若くして発症します。
症状
特徴的な所見
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前嚢下混濁:水晶体の前面に濁りができる
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後嚢下混濁:水晶体の後ろ側に濁りができる
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両眼性で、進行が速いのが一般的
治療
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点眼薬では進行を止められないため、白内障手術が唯一の治療
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手術時の注意点:
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手術後は再発はしないが、眼をこする習慣をなくすことが重要
まつやま眼科ではアトピー白内障のような合併症にリスクが高い白内障手術にも対応しています。
リスクが高い白内障においては、通常の眼科では対処できない硝子体手術や眼内レンズの強膜内固定等の手技・設備が必要となります。それらが不備の施設では、後日の再手術や2次施設への術後紹介という残念な結果となってしまうことがあります。白内障手術を検討するときも、そのことを踏まえて、病院選びをする必要があります。
まつやま眼科では、もし万が一合併症がおきても、硝子体手術や眼内レンズの強膜固定も含めた合併症の対応が、当日に可能です。
このような合併症対策も考えた手術プランが必要と考えます。
放置するとどうなる?
まとめ
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院長まつやま
(まつやま眼科)
この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-01-27 08:36:53
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