まつやま眼科

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アトピー性皮膚炎の影響②網膜剥離

アトピー性皮膚炎の影響②網膜剥離

アトピーと網膜剥離の関係とは?
若年でも起こるリスクと治療法

アトピーと網膜剥離の関係

網膜剥離は、眼球の内側にある網膜が下の組織から剥がれてしまう病気で、放置すると失明に直結します。
通常は中高年に多い病気ですが、アトピー性皮膚炎の患者さんでは10代〜30代の若年でも発症することがあり注意が必要です。


なぜアトピーで網膜剥離が起こるのか

  • 目を強くこする習慣

    • 慢性的な刺激で網膜に裂孔(穴)ができやすい

  • 眼外傷・手術既往

    • 白内障手術後や外傷後にリスク増加

  • 硝子体の異常

    • 慢性炎症や組織の弱さから硝子体が網膜を強く牽引

  • これらが重なり、網膜裂孔 → 網膜剥離に進展


症状

  • 視野に「カーテンが下りてきた」ように暗く見える

  • 光が走る(光視症

  • 黒い点や糸くずが急に増える(飛蚊症

  • 視力低下


治療

  1. レーザー治療裂孔のみの段階で可能)

    • 網膜裂孔の周囲をレーザーで固め、剥離進行を防ぐことを目的に行います。
      しかし、病変が進行して網膜剥離に至ってしまうと、手術でしか治せなくなります。

  2. 網膜復位手術剥離が進んだ場合)

    • 硝子体手術:硝子体を切除し、ガスやシリコンオイルで網膜を押さえます。

    • 強膜バックリング術:網膜を外側から押さえて復位させます。この方法は、裂孔が下方に限局している方や、比較的年齢が若く、硝子体の変性が起こっていない方が対象となります。

  3. 再発予防

  4. 眼をこする習慣をやめることが最重要

    まつやま眼科では、アトピー性網膜剥離の場合であっても、患者さんに最適な治療法、手術法をご提案し、治療します。


放置するとどうなる?

  • 網膜剥離自然に治らず放置すると失明にいたります。

  • 若い世代で起こると、社会生活・学業・仕事に大きく影響します。

  • 再発例や両眼例も多いため、定期的な眼底検査が欠かせません。


まとめ

  • アトピー性皮膚炎の患者では、若年でも網膜剥離が起こります。

  • 原因は「目をこする習慣」「慢性炎症」「眼外傷」などです。

  • 治療はレーザーまたは手術が中心で、早期発見が視力を守る鍵

  • 「光が見える」「黒い影が増えた」と感じたら、すぐに眼科を受診すべきです。


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  • 「アトピーで網膜剥離になるの?」「若い人が網膜剥離を起こす原因」「網膜剥離の手術と治療法」


院長まつやま
(まつやま眼科)



この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2026-01-28 08:24:28

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