アトピーと角膜炎の関係とは?
アトピー性皮膚炎の患者さんは、皮膚だけでなく目の表面(結膜・角膜)にも慢性的な炎症を起こしやすいことが知られています。
特に「アトピー角結膜炎」は重症型のアレルギー性結膜炎で、角膜炎や角膜潰瘍を合併し、視力に直結する障害を残す可能性があります。
なぜ角膜炎が起こるのか
症状
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強いかゆみ、充血
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ゴロゴロ感、異物感
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視力低下(潰瘍・混濁が黄斑部に及ぶ場合)
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光がまぶしい(羞明)
治療
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アレルギー・炎症コントロール
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角膜保護
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ヒアルロン酸点眼、角膜保護コンタクトレンズ
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難治例では羊膜移植を検討
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全身治療
放置するとどうなる?
まとめ
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アトピー性皮膚炎の患者では、アトピー角結膜炎を背景に角膜炎が起こりやすい
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角膜炎は視力に直結するため、早期発見と治療が不可欠
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皮膚科と眼科の連携が大切で、症状を軽視せず受診を心がけることが重要
まつやま眼科では重度のアトピー性結膜炎に対しても、上記の点眼治療だけではなく、ステロイドの眼瞼注射、瞼結膜注射、テノン嚢下注射、ステロイドの内服加療に関しても、エビデンスをもとに治療を行っています。
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院長まつやま
(まつやま眼科)
この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-01-29 08:34:56
医療のトピック