まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

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アトピー性皮膚炎の影響③角膜炎

アトピー性皮膚炎の影響③角膜炎

アトピーと角膜炎の関係とは?

アトピー性皮膚炎の患者さんは、皮膚だけでなく目の表面(結膜・角膜)にも慢性的な炎症を起こしやすいことが知られています。
特に「アトピー角結膜炎」は重症型のアレルギー性結膜炎で、角膜炎や角膜潰瘍を合併し、視力に直結する障害を残す可能性があります。


なぜ角膜炎が起こるのか

  • アトピー性皮膚炎の慢性炎症が結膜に波及

  • 強いかゆみ → 目をこする習慣が角膜を傷つける

  • 結膜から分泌される炎症性サイトカインが角膜上皮を障害

  • 結果として、角膜びらん・角膜潰瘍・角膜混濁に進展


症状

  • 強いかゆみ、充血

  • ゴロゴロ感、異物感

  • 視力低下(潰瘍・混濁が黄斑部に及ぶ場合)

  • 光がまぶしい(羞明)


治療

  1. アレルギー・炎症コントロール

    • 抗アレルギー点眼薬(抗ヒスタミン薬・Mast cell stabilizer)

    • ステロイド点眼(短期・慎重に使用)

    • 免疫抑制点眼(タクロリムス)

  2. 角膜保護

    • ヒアルロン酸点眼、角膜保護コンタクトレンズ

    • 難治例では羊膜移植を検討

  3. 全身治療

    • 皮膚科との連携で、アトピーの全身コントロールを行うことが重要


放置するとどうなる?

  • 慢性的な角膜障害が角膜混濁や瘢痕として残り、視力低下

  • 感染性角膜潰瘍に進展すると、失明リスクが急上昇

  • 「ただの結膜炎」と考えて放置すると危険


まとめ

  • アトピー性皮膚炎の患者では、アトピー角結膜炎を背景に角膜炎が起こりやすい

  • 角膜炎は視力に直結するため、早期発見と治療が不可欠

  • 皮膚科と眼科の連携が大切で、症状を軽視せず受診を心がけることが重要


    まつやま眼科では重度のアトピー性結膜炎に対しても、上記の点眼治療だけではなく、ステロイド眼瞼注射、瞼結膜注射、テノン嚢下注射ステロイド内服加療に関しても、エビデンスをもとに治療を行っています。


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  • 「アトピーで角膜炎になる?」「アトピー角結膜炎の症状と治療法」「アトピーによる視力低下は防げる?」


院長まつやま
(まつやま眼科)



この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2026-01-29 08:34:56

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