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iPS細胞の自動培養

iPS細胞の自動培養

細胞の培養には熟練した技術が必要ですが、人の手でこなせる培養の量には限界があります。
培養は、非常に繊細な作業を必要とすることはもちろん、培養細胞の周期もそれぞれの組織によって違うため、培養のタイミングもまちまちです。
私も、以前、がん細胞を用いて実験していたことがありますが、培養細胞の質によって得られるデータにばらつきが生じるため、細胞の培養には特に気を遣っていました。また、先輩からは「自分のQOLは関係ない。細胞の周期にあわせて生活しろ」と厳しく教えられました。
ましてや
iPS細胞の培養となると、培養している熟練技術者の方々の気苦労は計り知れぬものがあります。

ところが、この度、日立製作所が
iPS細胞由来の網膜色素上皮細胞シートの自動培養に世界で初めて成功しました。
この小型自動培養装置は、熟練技術者による手作業での培養と同等の質であることもすでに実証済です。


iPS細胞を用いた再生医療2030年には5.2兆円規模の市場になる見通しで、世界中の大学と製薬会社がその利権を狙ってしのぎを削っています。
この自動培養装置は、日本の産業技術と日本初の再生医療であるiPS細胞の融合であり、今後、日本が世界での再生医療をリードしていくことが期待されます。
今後、各界の技術・知識を融合させたオールジャパンの力で、さまざまな組織の再生医療の実用化や普及につながればと思います。

院長まつやま

2019-05-16 10:21:27

医療のトピック