まつやま眼科

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医学部の地域枠

医学部の地域枠

医学部には地域枠というものがあります。

これは出身後、一定の期間、地域で医師活動を行うことを条件に、医学部への入学のハードルを下げ、奨学金を受けるシステムです。
例えば、医学部卒業までは学生であっても20万円支給されますが、そのかわりに、卒後9年間はその地域での病院勤務にしばられる、といった具合です。

このシステムは、医師の地域格差を解消する目的で、10年前に導入されましたが、
最近の調査では、実際に地域枠で入学した医師は、かなり高い確率で過疎地に勤務していることがわかりました。
一般の医師が過疎地に勤務する割合が6割弱なのに対し、地域枠のシステムで卒業した医師は9割弱も過疎地に勤務しているとのこと。
地域枠のシステム導入後10年を経て、医師の地域格差に対して、やっと成果が出ていることが確認されたことは喜ばしいことです。

厚労省の医師偏在のその他の取り組みとして、医師多数県医師少数県の設定や、20年後の各診療科の医師数の予測がなされていますが、将来的には、各都道府県で各診療科の専門医の医師数が限定される方向で話が進みかけているようです。
これは、医師の専門医選択の自由を制限することになるので、今回の調査結果をうけて、医学部の地域枠をもっと広げていくのが、より現実的な方法かと思います。

院長まつやま

2019-07-04 08:50:18

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