まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

〒732-0818 広島県広島市南区段原日出1-15-13
段原スクエア2F
TEL 082-510-5533
予約フォームはこちら
24時間WEB受付初診・再診利用可初診、再診で利用できます。
初診受付サービス
診療時間内は電話予約受付中
スタッフブログ
▲Mobile Site
HOME»  ブログ»  医療のトピック»  学童期の近視

学童期の近視

学童期の近視

いまや、世界の近視人口は増加の一途をたどっています。

かつて、
近視は農耕民族を祖先に持つアジア系に多いといわれていましたが、現在では、狩猟民族を祖先に持ち、遠視が多いと言われていた欧米の人たちにも近視が増えつつあります。
日本でも、小学校に入る前の
近視の頻度は5%にも満たないくらいですが、高校卒業時には、実に55%近視になります。
これだけの短期間で、これだけ高頻度に発症する病気は
近視くらいしかありません。
義務教育制度のはじまりとともに近視が増加してきたことを考えると、
近視環境的要因として、学校教育が関連していることは、ほぼ間違いありません。

近視進行の要因のひとつは、過度な近業に伴う過度な調節によるものです。
余計な調節は、眼軸(目の奥行きの長さ)を機械的に引き伸ばす効果があると考えられています。
つまり、過度の調節を緩和できれば、
近視の進行を抑制できる可能性があるわけです。

過度の調節を緩和する方法としては、眼内の緊張を和らげるための特殊な目薬(0.01%アトロピン点眼)をはじめ、子供用の遠近両用めがね、夜寝ている時に装用する特殊なコンタクトレンズであるオルソケラトロジー多焦点コンタクトレンズなどがあります。
これらはまだ臨床研究が進められている段階で、日本での近視治療として認可されているものではありませんが、これらに近視抑制治療の効果が認められれば、世界的に学童期の近視を減らすことができるかもしれません。

院長まつやま

2019-08-02 08:51:46

医療のトピック