まつやま眼科

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網膜色素変性症の新しい治療

網膜色素変性症の新しい治療

網膜色素変性症は目の遺伝病で、暗いところで物が見えない鳥目の症状からはじまり、視野狭窄視力低下、進行すれば失明につながる病気です。

日本でも国の難病指定疾患として中途失明原因3に位置付けられ、現在のところ、有効な治療法はありません。



網膜色素変性症の病態解明や治療確立のために、網膜色素変性症を発症したウサギを使ってさまざまな実験が行われてきましたが、このたび、東北大学にて、緑内障治療薬のひとつが網膜色素変性症の網膜保護に効果があることが発表されました。


ただ点眼のままでは効果が薄いとのことのことで、徐々に薬剤が溶け出すような特殊な樹脂を3Dプリンターで作成し、強膜に縫合して長期経過を観察したそうです。
その結果、長期にわたって薬剤の眼内濃度が維持され、薬剤が光から視細胞を保護する効果が確認されました。


これを受けて、近いうちに人での治験がはじまるそうです。


この病気は進行してしまうと視細胞が損傷され、元に戻らなくなるため、予防治療としての早期の網膜保護が大事になってきます。


網膜色素変性症の治療としては、ウイルスを使った治療やiPS細胞を使った治療が今年中にも治験で始まろうとしています。

どの治療法にせよ、人での効果が確認されれば、患者さんにとっては福音となることは間違いありません。
なるべく早く臨床治療薬として認可していただきたいものです。

院長まつやま

2019-10-03 08:53:41

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