まつやま眼科

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妊婦さんと薬

妊婦さんと薬



「風邪をひいたけど、妊娠中なので薬は飲まない」という方は多くいます。
それは胎児への影響が全くないとする安全な薬はほとんどないからです。

薬の添付文書では、多くの薬剤は「薬の投与が胎児へのリスクより母体に有益であると考えられる場合の投与」とされています。
これは、妊婦さんでの臨床研究が倫理上できないからであり、妊娠マウスなどの実験動物で薬剤を過剰投与して、その副作用をみているからです。

では、妊婦さんに使える薬がないのかといえば、そうでもありません。
次の点をご理解いただき、過度に心配する必要はありません。
しかし、内服する場合は自己判断せずに、まずは医療機関に相談することが大事です。

まず、多くの妊婦さんが心配されることは、「薬を飲んだら赤ちゃんが形態異常になるのではないか」ということです。
ヒトの出生時に
形態異常で生まれてくる頻度は、一般に35%とされています。
薬の影響がこの数字を上回る場合には、そのような薬剤は使用禁忌とされています。
眼科でも、例えば緑内障でもっとも使用されている薬剤は「胎児に対する影響は不明」とされており、妊婦さんにしばらく点眼を中止するような処置をとらせていただいたり、薬剤の変更を勧める場合もあります。

大切なのは、胎児への薬や放射線などの影響は、時期により大きく異なることです。
妊娠時期により、上図のような時期に分けられます。


基礎疾患があり、薬が必要な場合は、広島県では広島大学病院に「妊娠と薬情報センター」が設置されています。
基礎疾患があり、内服が必要な場合には、まずはお近くの産婦人科に、また点眼が必要な時には眼科に相談してください。

院長まつやま

2019-10-11 08:49:30

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