まつやま眼科

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小林幸子さん、網膜剥離に

小林幸子さん、網膜剥離に

歌手の小林幸子さんが、右眼の網膜剥離を発症し、9/24緊急手術を受けていたことがわかりました。

小林さんによると、9/18頃から右眼に蚊のようなものが飛ぶ症状がではじめ、その後、タピオカのような黒い粒がたくさん見えるようになり、視力も0.07まで下がったとのこと。
手術は
硝子体手術を行い、現在は眼内にシリコンオイルが入ったままだそうです。

すでに9/29には仕事に復帰しているとのことで、一見ハッピーにのように見えます。
しかし、眼科医として、このような方法はお勧めできません
おそらく、仕事が忙しいために、眼内にシリコンオイルをいれたままにしておく方法を選択したものと思われますが、通常はそのようなことはしません。


網膜剥離に対する通常の硝子体手術は、術後に眼内に特殊なガスをいれて、手術を終了します。
眼内をガスで満たしておくことによって、ガスの浮力で剥離した網膜を復位させるのです。
この特殊なガスは、2週間で吸収し、眼内は体液におきかわってきます。
この2週間の間に、網膜剥離の原因となった
網膜裂孔に行ったレーザー治療が乾いてくることで、網膜剥離が完治するのです。

そのためには、術後2週間程度、うつぶせ姿勢頭位の向きの制限があります。
おそらく、この術後の2週間の頭位制限が仕事に影響するために、
シリコンオイルを選択したのでしょう。
しかし、シリコンオイルは、再度、除去手術が必要となります。
実際に、小林さんも、年末か年始に再手術を予定しているようです。
また、シリコンオイルによる網膜復位の力はガスには及ばないことが分かっています。
また、シリコンオイル下で、網膜剥離の再発の原因となる
増殖性網膜症が進行するリスクも指摘されています。

やはり、それなりの病気の時には、休養期間を設け、しっかりとした治療をするべきかと思います。

院長まつやま

2019-10-12 08:50:39

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