まつやま眼科

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がん家系

がん家系

日本のがんによる死亡者数は、2017年のデータでは、年間37万3334人にのぼります。

日本には古くから「がん家系」という言葉があります。
遺伝がんの発生率を考える上では、確かに重要なファクターのひとつです。

一方で、遺伝や家系よりも「生活習慣」のほうが、がん発症に大きく影響するという説もあります。
しかし、その詳しい相関関係を明らかにした報告は今までにありません。

そうしたなか、国立がん研究センターは、この10月に、「がんと家系」について調べた大規模研究結果を発表しました。
今回の論文では、40~69歳の男女10万人強を、平均17.4年間にわたって追跡した大規模な疫学データを元にしています。

父母兄弟のうち、「少なくとも1人ががんになったことのある」グループと「ない」グループに分けた場合、
がんに罹患するリスクがどれだけ上昇するかを解析しました。
さらに、年齢、性別、地域、喫煙、飲酒、身体活動、健康受診歴、肥満などについても検証しています。

この結果、従来のがん家系を支持する「環境的要因にかかわらず、がん家族歴がある人はがんに罹患しやすい」とする結果が出ました。
特にがん家系が影響するがんは、「肺がん」「食道がん」「胃がん」「肝臓がん」「膵臓がん」「子宮がん」「膀胱がん」の7種類。
これらの中には、飲酒肥満喫煙など、今まで環境的要因が大きいと考えられていたものも含まれています。

ちなみに、大腸がん、乳がん、前立腺がんについては家族歴とは関係ないとの結果だったとのこと。

まだこれから環境的要因をさらに詳細に検討していくとのことですので、これが最終結果ではありませんが、
従来から言われている「がん家系」の方は気を付けておいた方がよさそうです。

院長まつやま

2019-11-27 08:41:55

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