まつやま眼科

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インフルエンザの耐性

インフルエンザの耐性



現在、国内ではインフルエンザ流行が広がってきています。

シーズン中に、10人に1は感染するされる
インフルエンザですが、
昨シーズンに、この
インフルエンザに対する特効薬である「ゾフルーザ」が発売されました。

これまで、
インフルエンザ患者の4にのぼる427万人にゾフルーザが使われたと推定され、
昨年だけで売り上げが263億円に達したとされています。

従来の抗インフルエンザ薬は、細胞内で増殖したウイルスが細胞外に広がるのを抑えるタイプの薬であり、
ウイルスそのものの増殖を抑えることはできませんでした。
ところが、この
ゾフルーザはウイルスの増殖を直接抑える新しいタイプの薬となります。

しかしながら、その「耐性ウイルス」が早くも注目を浴びています。
耐性ウイルスの出現をめぐっては、発売当初から指摘されていましたが、
昨年11月の論文では、「
ゾフルーザ耐性をもったインフルエンザウイルスは、従来のウイルスと同等に病原性増殖性を持ち、特に12歳未満の患者で高い頻度で現れる」として問題となっています。

昨年10月には、日本感染症学会日本小児科学会抗インフルエンザ薬の使い方について協議し、
12歳未満は慎重に投与を検討する」とする提言をまとめています。

感染症の治療は、細菌やウイルスとの耐性獲得との戦いでもあります。
新しい治療薬といえども、慎重な経過観察が必要です。

院長まつやま

2020-01-22 08:46:03

医療のトピック