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インフルエンザ時の発熱

インフルエンザ時の発熱

今年も国内ではインフルエンザが猛威を奮い、今シーズンの累計感染者数は500万人を超えたともいわれています。

インフルエンザでは発熱は必発ですが、この発熱に関しては、以前から解熱剤等で熱を下げてはいけないとする説があります。
発熱にはそれなりの意味があり、
発熱ウイルス増殖を抑制し、免疫反応活性化させるための体の自然反応でもあるからです。

しかし長時間の高熱は、
小児のけいれん高齢者の脱水の原因となるため、
実際の臨床の現場では解熱剤を使用する選択肢もよくあります。
しかし、どちらが患者さんの体にとっていいのか、明確な答えはでていませんでした。

しかし呼吸器の細胞を使用した最近の研究では、
インフルエンザ感染時には解熱するほうが細胞にやさしいようです。
この研究では、
インフルエンザに感染させた呼吸器の細胞と、感染させていない呼吸器の細胞を、高熱時平熱時で培養し、細胞の障害性インフルエンザウイルスの増殖について調べています。

実験の結果、高熱5日を超えると、感染した細胞も感染していない細胞も生存率が低下し、
インフルエンザウイルス増殖は抑制されていました。
しかし、興味深いことに、
インフルエンザウイルスに感染した細胞は平熱時でも細胞が障害され、ウイルスの増殖を抑制していることがわかりました。

つまり今回の研究では、
インフルエンザ感染時の治療における解熱の必要性を、細胞レベルで証明したことになります。
特に影響を受けやすい小児高齢者においては、
インフルエンザの重症化を防ぐ意味でも、解熱剤を使用したほうがよさそうです。

院長まつやま

2020-01-31 08:48:01

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