まつやま眼科

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日食網膜症

日食網膜症



今年の621は、日本でも、部分日食が観察されました。
しかも、夏至の日
日食が観察されるのは300年以上ぶりとのこと。

私も子どもの頃は、黒い下敷きを天にかざして、
ドキドキしながらこの天体ショーを観察したものです。

しかし、
日食観察する時は、
にも
日食網膜症などの合併症が起こることがあるので、注意が必要です。

日食網膜症とは、太陽光による眼障害のひとつです。
古くは、かのガリレオ・ガリレイも、自作の望遠鏡で太陽を観察し、目に障害を受けたとの記録があります。

眼は光を感じて視覚情報を脳に送りますが、光自体が強すぎると、
眼球の内部のフィルムである網膜に障害を及ぼします。

このような網膜障害は、特に
日食を観察するときに多発することから、
日食網膜症と呼ばれます。

日食の観察には安全性の確認された遮光フィルターを使用する必要があります。
以前は、下敷き(すす)を塗ったガラス板など代用品を使用する場合もありましたが、
現在は、日食グラスなどの専用商品が販売されていますので、
日食を観察する場合は安全性の保証された道具を使用する必要があります。


日食網膜症の症状は、太陽の観察中直後に起こることがほとんどですが、
数日遅れて発症することもあります。

視力低下中心暗点などの症状がメインですが、
典型例では数日~数週で回復します。
しかし、症状が重度の場合は不可逆的な網膜障害を起こし、治癒しない場合もあります。

また数か月~数年後に、病的な新生血管を生じて、視力低下をきたす症例を経験したこともあります。


日食は約10年に一度の天体ショーですが、そのために視力を犠牲にしては元も子もありません。
しっかりと安全な観察法にて、楽しんでいただけたらと思います。

院長まつやま

2020-06-23 08:41:44

医療のトピック