まつやま眼科

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糖尿病患者の眼科受診

糖尿病患者の眼科受診

糖尿病の重要な目の合併症に糖尿病網膜症があります。

糖尿病性網膜症は、高血糖が続くことで網膜の血管が傷つき、
視力の低下や障害が表れる病気で、日本では中途失明原因第2位をしめる疾患です。
しかも、糖尿病と同じく、働き盛りの壮年期中年期の患者さんも多く、
視力障害社会に与える影響も大きくなっています。

糖尿病網膜症の予防に関する患者調査では、
糖尿病患者の眼科受診意識の低さが目立っています。

この調査では、全体の23.6%が、糖尿病と診断されてから一度も眼科を受診していません
また、眼科を一度も受診していない人と、糖尿病診断から眼科初回受診まで1年以上という人の合計も、
60.9%にのぼりました。

一度も受診していない人の理由で、半数近くを占めたのが、
糖尿病治療医から眼科を受診するように言われなかった」というものです。
糖尿病患者の4人に1人眼科に受診したことないことも驚きですが、
糖尿病診断後1年以内に眼科に受診したことがある人が4割弱しかいないことも、なんとも嘆かわしい結果です。

ちなみに、眼科を受診したことがある人も、
1カ月に1回」の頻度で受診している人は、わずかに3.7%
1年に1回」の頻度の人が21.4%であり、
現在は受診していない」人が22.3%にのぼりました。

糖尿病網膜症は、初期には全く自覚症状がないことがほとんどですが、
4割以上の糖尿病患者に眼症状が出現しているといわれています。
糖尿病網膜症には、眼科的に治療を必要としない良性の時期と、
眼科的にも積極的に治療を行わなくてはならない悪性の時期に分かれますが、
自覚症状でそれらを判断することはできません。
得てして、自覚症状が増悪した時には、すでに悪性の時期にはいって久しいことが往々にしてあります。

さらに症状が増悪すると、硝子体出血牽引性の網膜剥離難治性の緑内障などを併発して、
失明につながるのです。

「主治医が何も言わなかったから…」というのは、いかにも言い訳らしいですが、
自分の視力を守る意味でも、合併症についてしっかりと意識し、眼科受診をするべきです。
また、内科のドクターにも、この結果につきご周知いただき、
眼科受診をおススメしてほしいものです。

院長まつやま

2020-09-18 08:50:59

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