まつやま眼科

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眼科の在宅医療

眼科の在宅医療



日本超高齢化社会の対策の一環として、地域包括ケアがあります。
これは、「例え重度の介護状態になっても、
住み慣れた地域自分らしい暮らしを最後まで続けられるようなケアシステムを、地域で目指そう」
とするものです。

在宅医療もそのひとつであり、眼科も例外ではありません。
中でも、最も多いのが、白内障緑内障です。

緑内障は点眼治療での経過観察がほとんどですが、
白内障手術をしないと治りません。
しかも、そのような患者さんは、非常に進行したタイプ白内障の方が多く、
手術も局所麻酔下では困難を極めることが多いのも事実です。

先日も、ある介護施設から、白内障手術の依頼がありました。
両眼ともほぼ失明状態の高度の白内障であるうえ、認知症もあり、
局所麻酔下での手術が可能かどうか、非常に迷う状態でした。

幸い、施設のスタッフご家族の協力もあり、術後は両眼とも視力1.0以上に回復しました。
手術後は認知症軽快傾向で、ご本人の発語もふえ、
ご家族の方も施設の方も喜んでいただいたことを覚えています。

在宅療養患者や眼科に受診できない介護施設に入っておられる方の中には、
このような方が潜在的に多いのではと推測します。

ひとつの対策としては、
在宅療養や施設に入る前に、積極的に白内障手術を行う選択肢が挙げられます。
このためには、ご家族の方ご理解ご協力がかかせません。
また、今回のケースのように、介護施設在宅療養の主治医スタッフ協力をえられれば、
手術にもちこめる方もおられるかもしれません。

今後、未曽有の超高齢化社会を迎えるにあたって、
将来の自分たちのことはもちろん、自分の祖父母や両親のことも含め、
予め事前に話し合っておく必要があります。

院長まつやま

2020-10-06 08:54:08

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