まつやま眼科

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ロービジョンと自動車運転

ロービジョンと自動車運転



ロービジョンとは、一般的には見えにくい状態を指しますが、
世界保健機構では、両眼に矯正眼鏡を装用して視力をはかり、
視力0.03以上0.3未満、と定められています。
しかし日本には正確な基準はなく、視野障害まぶしさ見えにくい状態も、
ロービジョンと考えられています。

2017年の統計では、日本国内の視覚障害者164万人いますが、
そのうちロービジョンの人は144万9千人失明者18万8千人にのぼるそうです。
日本は、今後、未曽有の高齢化社会に突入するため、
ロービジョンの方はもっと増加してくることが予想されています。

ロービジョンで問題となるもののひとつに、自動車運転があります。
眼科疾患があり、視力が低下しているのにもかかわらず、
自動車を運転している人は多くいます。
現在は運転免許さえもっていれば、法律的に運転は可能だからです。

現在、運転免許の更新の時には、
片眼の視力が悪い人にのみ、視野検査が行われる仕組みになっています。
また、70歳以上に行われる高齢者講習では、
動体視力、夜間視力、水平視野の測定が行われています。
しかし、強制力はなく、本人に見えにくさを意識させ、診察を促すのが目的であり、
運転免許更新の合否には全く影響しません。
やはり現状では、運転免許証の自主返納が唯一の方法となります。

実際に、運転免許証を返納した方の調査では、
高齢者による重大事故ニュースを耳にした」ことがきっかけとなった人が53%にのぼりました。

一方で、返納しなかった理由は、
交通の便が不便なため」が50%経済的な問題8%とのこと。

今後、ますます高齢化が進む社会で、高齢者であってもいかに長く、
安全に運転を続けるにあたって、どのような工夫が必要となるかを検討する時期に来ています。

院長まつやま

2020-10-12 08:27:01

医療のトピック