まつやま眼科

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近視性黄斑変性症のリスク

近視性黄斑変性症のリスク



高度近視は、さまざまな眼疾患リスクとなることが知られています。

そのひとつに、高度近視に伴い、眼底の網膜が異常に菲薄化し、
その裏面から侵入してきた異常血管からの出血によって視力が低下する近視性黄斑変性症があります。
出血の程度によっては失明となることもあります。

日本人近視保有率は、アメリカ25%前後と比較して、42%と非常に多く、
高度近視もそのうちの約1割を占めているといわれています。

日本人の眼疾患の発症率を調査した九州地方の久山町研究にて、
近視性黄斑変性症5年累積発症率は、全体1.1%男性1.4%、女性0.9%だったと報告されています。

解析の結果、リスク要因のひとつは年齢でした。
つまり高齢になればなるほど、近視性黄斑変性症のリスクがあがります。

またもうひとつのリスク眼軸長でした。
眼軸長とは目の前後の長さのことです。
ヒトの眼球の大きさと形は、ほぼゴルフボールと同程度ですが、
近視が進めば進むほど、目の前後の長さが長くなってきます。
形で表現すると、ラグビーボールのようになってくるわけです。
この眼軸長1㎜伸長すれば、近視性黄斑変性症リスク3倍弱まで跳ね上がるとのこと。

今のところは、これらのリスクを下げることのできる予防法や治療はありません。
いかに早期に病気をみつけて、異常血管に対する治療を行うかにかかっています。
したがって、高度近視の方で、視力低下歪みを感じる方は、定期的な眼科受診が必要となります。

院長まつやま

2020-10-14 08:37:41

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