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がん終末期の痛み

がん終末期の痛み

がんの終末期緩和ケアでは、生命を尊重し、死を自然な形として認めるために、
痛みやそのほかの苦痛を和らげることが大切です。
ところが、がんで亡くなった患者の4割が、
死亡する前の1カ月間痛みを感じていたとの推計が公表されました。

国立がん研究センターが、2017年に死亡した患者の遺族約2万6000人を対象に行った調査では、
亡くなる前1カ月間痛みがあったとされる割合は40.4%にも上りました。

また、死亡1週間前痛みがあった患者では、
「医師はある程度対処してくれたが不十分だった」の割合が21%
「診察の回数や時間が不十分だった」の割合が9%ありました。

医療そのものに満足していた割合は71.1%と高めだった半面、
身体の苦痛があった割合は47.2%
気持ちのつらさがあったケースも42.3%に上りました。
患者と医師の間で、終末期をどこで過ごすか話し合いをしていた割合は36.5%と低い数字でした。

ちなみに、
別の病気である心臓疾患の患者の遺族5003人を対象とした同様の調査では、
痛みがあった割合は25.3%
脳血管疾患の患者の遺族1043人を対象とした同様の調査では、
痛みがあった割合は22%でした。

冒頭で述べたように、がんの終末期ケアは、
身体的な苦痛のみならず、精神的苦痛社会的苦痛緩和も重要な治療の一環です。
がんに伴う痛みは積極的な治療で現状より減らすことができると考えられ、
より一層の対策が必要かと思います。

院長まつやま

2020-11-11 08:43:47

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