まつやま眼科

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医療とサイバー攻撃

医療とサイバー攻撃



大手企業や銀行にハッキングし、データベースを攻撃する悪意のあるサイバー攻撃は、
日々、世界で報道されていますが、実は医療機関もその対象となっています。

例えば、過去10年間で、アメリカの1500件弱医療機関
ハッキングによる情報漏洩があったことがわかっています。
また2017には、イギリスで、政府の運営する47医療機関で、
ウイルス感染により電子カルテダウンし、診療や手術など20万人に影響した事例もあります。

そして今年の9月には、ドイツの病院で、
ハッカーによるサイバー攻撃を受けて女性が死亡する、という痛ましい事件が起こりました。
この事件では、ハッカーが病院のシステムを無効化した結果、
女性が他の医療機関へ転院搬送中に命を落とす結果となったのです。

もちろん責められるべきは、病院にサイバー攻撃を行ったハッカーですが、
この場合、病院側罪に問われる可能性があります。
現代医療においては、あらゆる処置に際し、
潜在的危機に対するインフォームドコンセントIC)を必要とするからです。

実際にアメリカでは、
「医療措置に固有のリスクである場合は、それを開示する必要がある」との判例がありますので、
例えサイバー攻撃のせいであっても、合併症を起こすリスクがあることを
ICしておかなくてはならない可能性があります。

情報通信技術ICT)の進歩は医療には不可欠であり、
今後ますます医療ICTに依存していくことは間違いないと思われます。
医療がICTとともに進歩した結果として、
このような特殊なタイプの犯罪で犠牲者がでてしまうのは皮肉で、極めて残念なことです。

院長まつやま

2020-11-19 08:41:59

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