
春分を過ぎ、徐々に日が長くなってきました。
それと同時に、これからの時期は、
1年の中でも最も紫外線が強い時期となってきます。
紫外線は、皮膚がんだけでなく、加齢黄斑変性症や白内障など、
失明につながる眼疾患のリスクも高めます。
世論調査では、眼に対する紫外線の影響について、
ほとんど認識していない方が多いようです。
アメリカでは、眼科学会が主導して、国民に提言を行うことが度々あります。
これは、紫外線から眼を守るために、アメリカ眼科学会が行った提言です。
1)100%UVカットのサングラスを着用する。
2)つばの広い帽子をかぶる。
3)曇りの日でも紫外線は強いので油断しない。
4)光感受性を高める作用のある薬剤を服用している場合は、特に紫外線対策に気を配る。
5)コンタクトレンズのUVカット性能を過信せず、サングラスを併用する。
6)水面、路面、ビーチの砂浜などからの照り返しに注意する。
是非、これからの時期の参考にされてください。
院長まつやま
この記事は2019年のブログを再編集したものです。
2022-04-18 14:32:27
医療のトピック