まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

〒732-0818 広島県広島市南区段原日出1-15-13
段原スクエア2F
TEL 082-510-5533
予約フォームはこちら初診・再診とも、こちらから予約してくださいませ。
 
診療時間内は電話予約受付中
スタッフブログ
▲Mobile Site
HOME»  ブログ»  医療のトピック»  663. 食中毒

663. 食中毒

663. 食中毒

むし暑い季節になってくると、気になるのが食中毒です。
2018年の食中毒の集計によると、
これまではニワトリなどにいるカンピロバクター細菌による食中毒が常に1位でしたが、
2018年は、なんとアニサキスによる食中毒が初めて1位になりました。

アニサキスといえば、サバの生食で胃に寄生することはよく知られていますが、
サバ以外にも、イカサンマサケ、イワシなどにも寄生しています。

しかし、2018年アニサキスの食中毒の原因は、
意外にも、カツオによるものが主だったそうです。

これには海水温の変化が影響している可能性が指摘されており、
昨年、カツオがとれた海域にアニサキスが寄生するエサが多かった可能性があるとのこと。
これも地球温暖化の副作用なのでしょうか?

アニサキス魚の内臓に寄生しているため、
新鮮な魚の生食であれば、生身の生食でも問題ありませんが、
時間が経つにつれ、内臓から生身に移動してくるため、生身の生食で寄生します。

加熱冷凍処理で死滅させることができるため、
60度で1分以上、あるいは-20度で24時間以上を目安に処理をすることが大事だそうです。

院長まつやま
この記事は2019年のブログを再編集したものです。


 

2022-06-01 09:07:43

医療のトピック