まつやま眼科

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669. 緑内障治療の継続率

669. 緑内障治療の継続率

緑内障の治療は、進行の予防がメインとなるので、
一生継続しなければいけないことが、患者さんのストレスになっています。

緑内障の治療継続の調査では、
開始後3か月約3割の方が中止され、12か月後には4割の方が中止されています。
しかし、その後は開始3年後まで、ほぼ脱落者はいないとの報告でした。
つまり、治療開始初期の脱落を抑制できれば、治療を継続してくれる可能性が高いと思われます。

治療開始初期で治療を脱落してしまう原因としては以下のような理由が推測されます。

まずは、緑内障という病気への理解不足
緑内障は治る病気ではなく、
うまく付き合っていかなければいけない病気であることをもっと啓蒙していかなくてはなりません。

次に、家族のサポートなどの環境的な要因
緑内障は高齢者ほどかかりやすい病気であるため、
本人がしっかりと点眼しているかの確認や、定期的な診察には家族の方のサポートを必要とします。

また、われわれ医療者側が患者さんへの説明が不十分な側面も否定できません。
忙しい外来の中、緑内障という病気をゼロから説明して理解をしてもらうには限界がありますので、
緑内障のパンフレットを手渡すなどして、複数回に分けて、少しづつ理解してもらうことが必要です。

最後に、緑内障点眼の副作用などの治療の要因
これも、ある程度、点眼の副作用についての説明を事前にしておけば、
副作用発症時の対応がスムーズかと思います。

治療の継続率を上げていくには、これらの問題点をひとつずつ解決していく努力をしていく必要があります。

院長まつやま


2022-07-26 08:58:29

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