まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

〒732-0818 広島県広島市南区段原日出1-15-13
段原スクエア2F
TEL 082-510-5533
予約フォームはこちら初診・再診とも、こちらから予約してくださいませ。
 
診療時間内は電話予約受付中
スタッフブログ
▲Mobile Site
HOME»  ブログ»  医療のトピック»  680. ネコひっかき病

680. ネコひっかき病

680. ネコひっかき病

ネコイヌとともに、もっとも一般的なペットです。
ある統計によると、ネコの生涯必要経費は軽く100万円を超えており、まさにファミリーの1人です。

ネコにまつわる人間の病気としてもっとも多いのは、
ネコに寄生するノミによるノミ刺されです。
また、目にも関係するネコの病気と言えば、ネコひっかき病といわれる有名な病気があります。

名前は可愛いですが、症状は決して可愛らしいものではありません。
しかもネコの中でも、子猫にひっかれた時のほうがより発症しやすいとのことですので、
余計に厄介です。

症状としては、
受傷部位に一致した皮膚症状リンパ節の腫れ、痛みなどですが、
これらは通常は数か月で治ります。

問題はその後です。
忘れたころに、目のかすみが発症してくることがあります。

原因はネコやそのノミに寄生する細菌です。
自然治癒したと思われていた細菌が、血液の流れによってに目に寄生し、
網膜や脈絡膜、視神経に炎症を起こすのです。
炎症の場所によっては、視力が低下したままとなってしまいます。

なんと、飼いネコ4割にこの細菌が感染しているとのこと。
ネコの口腔内にも細菌がいるとのことですので、むやみにネコキスするのもアウトです。

心当たりがある方は、早めの治療が必要ですので、早めに受診してくださいませ。

院長まつやま

2022-10-20 14:03:05

医療のトピック