お酒を飲むときに、いろいろな種類のお酒を飲むことを「ちゃんぽん」といいます。
ちゃんぽんをすると悪酔いや二日酔いをすると言われますが、
実際はどうなんでしょうか?
調べてみると、
「複数の種類のお酒を飲んだからといって、酔いやすくなる」
とするエビデンスはないそうです。
お酒に酔うのは摂取したアルコール量とその人のアルコール分解能に依存しています。
またお酒を飲むのにかける時間(いわゆる飲むペース)もその大事な要素となります。
つまり、飲みなれたお酒だけを飲む場合は自分の飲むペースを把握できているのに対して、
数種類のアルコール濃度のお酒を飲むときには、
自分でも飲むペースを把握しにくくなります。
また私自身もそうですが、酔いが進むとついついいい気になり、
さらに強いお酒をハイペースで飲んでしまいます。
当然、そのような時は通常の許容量以上のアルコールを摂取してしまい、
アルコールの分解能力を超えて悪酔いや二日酔いになってしまう、ということのようです。
考えてみれば当たり前のようですが、
お酒を飲む機会の多いこの季節、自分のアルコールの許容量や飲むペースを守って、
楽しくお酒を飲みたいものです。
院長まつやま
2022-12-15 14:48:41
医療のトピック