まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

〒732-0818 広島県広島市南区段原日出1-15-13
段原スクエア2F
TEL 082-510-5533
予約フォームはこちら初診・再診とも、こちらから予約してくださいませ。
 
診療時間内は電話予約受付中
スタッフブログ
▲Mobile Site
HOME»  ブログ»  医療のトピック»  687. 世界緑内障週間

687. 世界緑内障週間

687. 世界緑内障週間

毎年3月上旬の1週間世界緑内障週間に定められ、
緑内障啓発のための国際的イベントが世界各国で行われます。

今年は3月12日(日)から18日(土)までがその期間に当たり、
日本の各地で公共施設や病院がグリーンにライトアップされる予定です。
写真はライトアップされた小倉城です。

緑内障は日本での失明原因の第1位ですが、
アメリカでも失明原因の第2位です。
アメリカ眼科学会は定期的に眼病の啓発と提言を行っていますが、
以下は同学会が提示した緑内障危険因子です。

緑内障リスクに関連する因子として
(1)40歳以上、
(2)アフリカ系、アジア系、ヒスパニック系、
(3)眼圧が高いといわれたことがある、
(4)遠視または近視
(5)眼外傷の既往がある、
(6)角膜が薄い、
の6つを挙げています。
この他、糖尿病、片頭痛、高血圧または貧血の合併も危険因子と述べています。

アジア人であるわれわれ日本人は、
白人よりもさらに緑内障になりやすいことが知られています。

緑内障は一般的には自覚症状が少ない病気ですが、
すでに早期の段階で永久的かつ不可逆的な視神経のダメージが進行してきており、
すぐにでも視力低下が起こり得る状態です。

失明を回避し、この病気にうまく対処するには早期発見が最も重要ですので、
上記の危険因子にピンときた方は早めの受診をお願いします。

院長まつやま

2023-03-08 08:37:50

医療のトピック