近年、健康志向の波に乗って、日々、ウォーキングをしている方も多いかと思います。
しかし寒くなってくると、ウォーキングするにもなかなか億劫になってくる人も多いのではないでしょうか?
寒い中でのウォーキングは、医学的には身体にいいことが知られています。
免疫機能の改善や、質のよい睡眠には、非常に効果的だそうです。
また別の研究では、寒い時期こそ、外でウォーキングすることにより太陽を浴び、
幸福ホルモンであるセロトニンを分泌させる方がいいそうです。
確かに寒い時期は屋内にこもり、肉体的にも精神的にも悲観的になりがちです。
また、太陽光の作用によるカルシウムの吸収もあなどれません。
近年、カルシウムの吸収により、抗炎症作用や免疫システムが強化されるだけでなく、
骨粗しょう症にもいい影響を与えることが分かってきています。
ただし、寒い中では血圧が上昇しやすく、脳卒中や心筋梗塞が起こりやすくなるので、
屋内で十分にウォーミングアップし、暖かい格好でウォーキングにでかけることをお忘れなく。
院長まつやま
2023-12-13 08:49:42
医療のトピック