まつやま眼科

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715. 食べ物の好き嫌い

715. 食べ物の好き嫌い

食べ物の好き嫌いが多い子どもに関しては、
いつかは好き嫌いがなくなるのでは、と期待する親も多いのではとおもいます。

しかしアメリカの研究では、そのように期待する親には残念な報告がなされています。

子ども4歳から9歳までの好き嫌いを調査したところ、
親が用意した食べ物何でも食べるという子どもの割合は、わずか29%でした。

逆に食べ物の好き嫌い激しい子どもは14%もおり、
基本、決まったものしか食べないという生活を続けていました。

また、好き嫌いが多い子どもたちには感情のコントロールが苦手な傾向が見られました。
これは、自分への害を回避したいとの考えを持ちやすいから、と説明されています。

この研究からは、好き嫌いが単なる一過程ではなく、その子どもの特性である可能性を示しています。

現在では「食育」の大切さが政府広報にも掲載される時代です。
子どもと一緒に食事の準備をするなど、食事が楽しいという経験を通して、
子ども気持ちを前向きにもっていくことを推奨しています。


院長まつやま

2024-01-04 13:07:17

医療のトピック