スギやヒノキの花粉飛散数は、
前年の夏の気象条件と前年の春の花粉飛散量に影響されます。
一般的に、日照時間が長く、気温が高いと、花粉飛散数が多くなります。
また花粉が多く飛んだ次の年は、花粉飛散数が少なくなる傾向がみられます。
昨年はどうだったでしょうか?
昨年は春は異常に花粉が多く、夏は暑い日が継続していました。
これを反映して、今年は一般的に、
花粉飛散量は例年に比べると多いものの、去年ほどではないそうです。
ちなみに「花粉飛散日」には細かい定義がありますが、
かならずしもその日から花粉が飛散するということではありません。
実は1月でもすでに花粉は飛散しており、
敏感な方はすでにアレルギー症状を発症している方もいます。
ほおっておくと、重症化や慢性化することもありますので、
症状が出始めたら、早めの受診をおススメします。
院長まつやま
2024-01-17 13:20:21
医療のトピック