現在、日本の子どもの約20%(5人に1人)が何らかの食物アレルギーを持っているとされています。
中でも多いのは、鶏卵・牛乳・小麦の3つ。
これらは離乳期から頻繁に摂取する食材であるため、
乳幼児期に症状が出やすくなります。
ただし、成長に伴って免疫が発達すると自然に耐性がつき、
アレルギー反応が出なくなることも多いのが特徴です。
一方で、ピーナッツや甲殻類などは持続しやすい傾向があり、
年齢による見極めと管理が重要です。
医師の指導のもと、定期的な評価と段階的な経口負荷試験が、
安全な克服への鍵となります。
院長まつやま

2025-05-16 18:44:17
医療のトピック