世界の半分は近視!?
いま、近視が世界的な問題になっている理由
クラスの半分以上の児童が眼鏡をかけているから、近視はしょうがない・・・
そう思っている親や子供もおおいかもしれません。
実は今、世界中で“近視のパンデミック”が起きています。
世界保健機構(WHO)の推定では、
2050年までに世界人口の半数が近視になるとの結果が出ています。
アジア圏(特に都市部)では、
すでに児童の近視率が80〜90%にも達しています。
なぜ増えているのか?
いくつかの因子が考えられますが、次のようなものが有力視されています。
・屋外活動の減少
・スマホ
・学業の高度化
これらへの国際的な取り組みもすでにはじまってきており、
台湾やシンガポールでは国をあげて、子どもの屋外活動を推進しており、
近視の進行予防に結果をだしてきています。
近視はもはや一国の問題ではなく、
世界的な視機能障害のリスク因子です。
院長まつやま

2025-06-20 14:52:44
医療のトピック