目を細めるクセが視力低下を招く?
見落としがちな近視のサイン
写真を見ると、子どもがいつも目を細めている・・・
こんな経験ありませんか?
これは、視力低下のサインかもしれません。
実は目を細めると、遠方のものが見えやすくなるのです。
これをピンホール効果と言います。
例えば、カメラの絞りの機能と同様に、
目を細めると直進性の高い中心光線だけとなります。
そのため、網膜上のボケがへり、
近視や乱視などの屈折ズレも減るのです。
学校の検診などで、目を細めてみていると、
実際の視力低下を見逃す原因にもなりかねません。
子どもはなかなか自分から
見えにくいとはいいません。
これは自分の視力に気づいていなかったり、
当たり前になっていたり、主観的な判断に頼っているからです。
「目を細める」は目からのSOSです。
これを早期発見の目安として、眼科受診をし、
子どもの視力を守りましょう。
院長まつやま

2025-06-22 13:03:04
医療のトピック