まつやま眼科

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甲状腺眼症について知っておきたいこと

甲状腺眼症について知っておきたいこと

甲状腺眼症に関して知っておきたいこと10選

甲状腺の病気の代表である甲状腺機能亢進症バセドウ病)は、
目にも重大な合併症を引き起こします(甲状腺眼症)。
しかし、目に関しての情報が少ないのが現状です。

そこで、患者さんが甲状腺眼症に関して知っておいていただきたいこと
をあげてみました。

  1. 甲状腺の病気と目の関係

    • バセドウ病などの自己免疫反応が、眼の筋肉や脂肪組織に炎症を起こすことで発症します。

  2. まぶたが腫れて目が飛び出してくる?

    • 甲状腺眼症による眼球突出や眼瞼腫脹は、
      早期治療で改善可能
      なことがあります。
      慢性期にはいると、元に戻らない場合もあります。

  3. 視力が落ちたり、失明したりすることはある?

    • 視神経圧迫が起こると視力低下のリスクがありますが、
      早期診断・治療で予防可能です。

  4. 治療法は?

    •  主に以下の3つとなります。

      • 内科的治療(ステロイド・免疫抑制剤)

      • 放射線治療

      • 手術(眼窩減圧・眼瞼手術・斜視手術など)

  5. 目は甲状腺ホルモンが安定すれば治る?

    • 必ずしも比例しません。

      • 甲状腺機能が安定しても、目の症状が進行することがあります。

  6. 治るまでの期間は?

    • 症状が落ち着くまで半年~2年程度が目途です。
      内科の治療が安定してから、数か月遅れて目の状態が安定してくることが多くあります。

      慢性化すると長期経過になることもしばしばあります。

  7. どんな検査を受ける?

    • 主に以下の検査があります。

      • MRIまたはCTによる眼窩内の評価

      • 視力・視野・眼圧検査

      • 眼球運動、まぶたの動きの検査

  8. 普段の生活で気をつけることは?

    •  以下に注意する必要があります。

      • 禁煙(最も重要)

      • ドライアイ対策(人工涙液・加湿)

      • 内科治療

  9. 手術はどう?

  • 視神経障害や重度の眼球突出・複視がある場合は、
    手術が必要になることがあります。

    逆に、軽度の症状は保存的治療(ステロイドの眼窩内注射)
    コントロールできる場合も多くあります。

    また、最近は、慢性期になって炎症が落ち着いたのちに、
    整容的に眼窩脂肪を取り除いて、眼球突出を減らす手術もでてきています。


    以上の項目について、順に説明していきます。

    院長まつやま
    (まつやま眼科)


2025-07-08 12:25:20

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