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ドライアイ⑥
アイメイクやまつ毛美容液は関係する?
目元のメイクは、日常のおしゃれを楽しむ大切な要素です。
一方で、使う場所や落とし方、製品の成分によっては、目やまぶたの不調につながることがあります。
アイメイクやまつ毛美容液は、製品や使い方によって、刺激やアレルギー、涙の膜への影響を生じることがあります。ただし、「使えば必ずドライアイになる」という意味ではありません。
【アイラインを引く場所に注意しましょう】
まつ毛の生え際より内側の、目に接する湿った部分へのアイラインは避けましょう。
この付近には、涙の油分を出すマイボーム腺の出口があります。
また、目の表面に近いほど、化粧品の成分や粒子が涙に入り込みやすくなります。
2023年のTFOS報告でも、化粧品の涙への混入や眼表面への影響が取り上げられています。
【まつ毛美容液は、製品によって成分が異なります】
「まつ毛美容液」という名前でも、配合成分は一様ではありません。
化粧品と、医師が処方するまつ毛の治療薬も区別して考える必要があります。
一部のプロスタグランジン関連成分では、充血や刺激、目の周りの色素沈着、まぶたのくぼみなどが問題になることがあります。すべての美容液に同じリスクがあるわけではなく、成分ごとの確認が必要です。
【目元を守るための使い方】
- アイラインは、目に接する内側の縁を避ける
- 化粧品が目に入らないよう、使用量と塗る場所を守る
- メイクは就寝前に、強くこすらず丁寧に落とす
- 洗浄剤を目に入れたり、まぶたの縁を強くこすったりしない
- 使用後に赤み、かゆみ、腫れが出たら、その製品を中止する
【注意点・例外】
新しい製品を使い始めてから症状が出た場合は、商品名と成分表示の写真をお持ちください。ドライアイだけでなく、まぶたの接触皮膚炎なども確認します。
市販の美容液の効果や長期的な安全性には、十分にわかっていない点もあります。「天然由来」「低刺激」という表示だけで判断せず、不調が続く場合はご相談ください。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-10-10 08:15:20
ドライアイ⑤
目を温めるとよい人・注意が必要な人
ホットアイマスクなどで目元を温めるケア。
ドライアイ対策として知られていますが、どのような場合に役立つのでしょうか。
まぶたを温める「温罨法」は、マイボーム腺の油分が出にくくなっている方に用いる治療の一つです。
ただし、すべてのドライアイが、温めるだけで改善するわけではありません。
【温める目的は、油分を出やすくすること】
まぶたの中にあるマイボーム腺は、涙の表面に広がる油分を分泌しています。
この油分が粘り気を増して出にくくなっている場合、適切に温めることで軟らかくし、分泌を助けます。
2024年の臨床研究でも、マイボーム腺機能不全に伴うドライアイに対して、温めるケアによる症状や所見の改善が報告されています。
【ご家庭で行うときのポイント】
- 目元用の製品を使い、加熱方法と使用時間を守る
- コンタクトレンズを外し、目を閉じて使用する
- 熱さを我慢せず、まぶたを強く押さえない
- 痛み、赤み、かゆみが出たら中止する
- 使用時間を自己判断で延ばしたり、そのまま眠ったりしない
温度が高いほど効果が上がるわけではありません。加熱しすぎはやけどにつながります。
また、蒸しタオルは冷めやすいため、「最初だけ非常に熱くする」という方法は避けましょう。
温罨法の効果は、使う器具や温度の保ち方、継続状況によっても変わります。
方法は製品の説明と医師の指示に合わせてください。
【注意点・例外】
強い充血や痛み、まぶたの湿疹がある場合、温めると症状が悪化する場合は、先に眼科へご相談ください。手術直後の使用も、担当医への確認が必要です。
涙の水分不足や眼表面の炎症などが重なっている方では、点眼などの治療も必要になります。温めるケアが自分に合っているか、診察で確認しましょう。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-10-07 07:58:22
ドライアイ④
視力検査では見えるのに、読書中はかすむ?
「視力検査では問題ないと言われたのに、本を読んでいると文字がかすむ」
このような見え方には、ドライアイが関係していることがあります。
視力表の文字を一瞬読めることと、読書中にくっきり見え続けることは、同じではありません。
ドライアイでは涙の膜が不安定になり、見え方が変動することがあります。
【なぜ涙が見え方に関係するのでしょうか?】
涙には、目を潤すだけでなく、角膜の表面を滑らかに整える役割があります。
まばたきによって涙が広がっても、その膜が短時間で乱れると、光の通り方が不均一になり、文字のにじみやかすみにつながります。
通常の視力検査だけでは、こうした時間とともに変化する見えづらさを十分に捉えられない場合があります。ドライアイの研究でも、視力の数値に加え、見え方の持続性や質を評価することが重視されています。
【診察時に伝えていただきたいこと】
- 読み始めは見えるのに、途中からかすむ
- まばたきをすると、一時的にはっきりする
- 夕方や長時間の作業後に見えづらくなる
- 点眼すると、見え方が変わる
症状が起こる場面や、まばたき・点眼による変化は、原因を調べる手がかりになります。
【注意点・例外】
かすみの原因はドライアイだけではありません。
老眼や眼鏡の度数のずれ、白内障なども確認する必要があります。
眼科では視力・屈折検査に加え、涙の膜が保たれる時間、角膜の傷、水晶体の濁りなどを調べます。
必要に応じて眼底も確認します。
「視力がよいから問題ない」と我慢せず、実際に困っている見え方をお聞かせください。
急に見えにくくなった場合は、ドライアイと決めつけず、速やかに受診してください。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-10-06 07:37:31
ドライアイ③
朝起きたときに目が乾く・痛いのはなぜ?
朝、目を開けたときに乾きを感じる。まぶたが張り付くようで開けにくい。
こうした症状が続く場合は、日中の目の使い方だけでなく、寝ている間の目の状態にも注目します。
起床時の乾燥感には、ドライアイや、寝ている間にまぶたが十分に閉じていないことが関係する場合があります。
一方、目を開けた瞬間に強く痛む場合は、角膜の表面が剝がれる病気にも注意が必要です。
【確認したい3つの状態】
- ドライアイ
涙の状態や眼表面の傷を確認します。乾きが気になる時間帯、点眼による変化、寝室の空調なども診察時にお伝えください。
- まぶたが十分に閉じていない状態
睡眠中にまぶたが閉じきらないと、露出した目の表面が乾燥しやすくなります。診察では、まぶたの閉じ方や角膜の傷の分布を確認します。必要に応じて、就寝時の眼表面を保護する治療を検討します。
- 再発性角膜びらん
角膜の表面を覆う上皮が、繰り返し剝がれる病気です。起床時に目を開ける動作をきっかけに、痛みや涙、まぶしさが生じることがあります。以前に爪や紙などで目を傷つけたことがある場合は、何年も前のけがでもお伝えください。
診断には、顕微鏡による診察や、色素を使って角膜の傷を確認する検査を行います。
【ご自宅での対応と受診の目安】
- エアコンや扇風機の風が、顔に直接当たらないようにする
- 痛い目をこすらない
- 就寝前の点眼や眼軟膏が必要か、眼科で相談する
- 強い痛み、まぶしさ、見えにくさがある場合は、当日中に眼科を受診する
眼軟膏などの治療は、原因や角膜の状態を確認して選びます。
「朝だけだから」と放置せず、繰り返す症状はご相談ください。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-10-05 08:29:08
ドライアイ②
マイボーム腺とは?涙の「油」の役割
ドライアイというと、「涙の水分が足りない病気」というイメージがあるかもしれません。
しかし、涙を安定させるためには、まぶたから分泌される油分も重要です。
マイボーム腺は、まぶたの中にある油分を分泌する組織です。
この油分は涙の表面に広がり、涙の膜を安定させ、過剰な蒸発を抑える役割を担います。
分泌量や油分の性質に異常が生じる状態を「マイボーム腺機能不全」、略してMGDと呼びます。
ドライアイを引き起こす原因の一つです。
【どのように調べるのでしょうか?】
乾きやゴロゴロ感だけでは、MGDかどうかは判断できません。
眼科では、主に次の点を確認します。
- まぶたの縁や油の出口に異常がないか
- 油分が出にくくなっていないか、性質が変化していないか
- 涙の膜がどのくらい安定しているか
- 角膜や結膜の表面に傷がないか
必要に応じて、マイボーム腺の形を画像で調べる検査も行います。
検査の内容は、症状や診察所見によって異なります。
【治療は目薬だけでしょうか?】
MGDでは、状態に応じて、まぶたを温める「温罨法」や、まぶたの縁を清潔に保つケアを取り入れます。
炎症やドライアイを伴う場合は、薬による治療も組み合わせます。
ただし、ご自身でまぶたを強く押して油を絞り出すことは避けてください。
温め方や洗い方も、目の状態に合った方法を確認することが大切です。
目薬を使っても乾きが続く方は、涙の水分だけでなく、まぶたの油分についても相談してみましょう。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-10-02 08:33:17
ドライアイ①
目薬をさしても改善しないのはなぜ?
ドライアイの目薬を使っているのに、乾きやゴロゴロ感が続く…
そんなことはありませんか?
そのような場合には、目薬の種類や使い方に加えて、涙やまぶたの状態を見直すことが大切です。
ドライアイは、涙の水分を補うだけでは十分に改善しないことがあります。
原因に合わせて、点眼やまぶたのケア、生活環境の調整を組み合わせます。
2025年の国際的な報告「TFOS DEWS III」でも、病態に応じた治療が重視されています。
【目薬で改善しないときに確認すること】
・涙を保つ仕組みに問題がないか
涙の量だけでなく、目の表面に涙の膜を安定して保てるかどうかも重要です。
まぶたから出る油分に異常がある場合は、その治療も必要になります。
・まぶたやまばたきに問題がないか
まばたきが不完全だったり、まぶたが十分に閉じなかったりすると、目の表面を保護しにくくなります。
点眼を続けても不調が残る場合には、まぶたの診察も大切です。
・目薬の使い方が合っているか
処方された回数で使えているか、点眼後に刺激が続かないかを確認します。
防腐剤による影響を考慮して、製剤を見直す場合もあります。
自己判断で回数や種類を増やさず、ご相談ください。
【受診時に伝えていただきたいこと】
- つらいのは朝か、夕方か、仕事中か
- 乾き、痛み、かゆみ、かすみのうち、何が最も困るか
- 点眼すると楽になるか、その効果はどのくらい続くか
- 使用している目薬の名前と、実際に使っている回数
「目薬が効かない」という情報も、治療を見直す大切な手がかりです。市販薬も含め、使用中の目薬をご持参ください。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-10-01 08:40:00
ドライアイの身近な疑問10選
目薬だけでは解決しない悩みも
「目薬をさしているのに、すっきりしない」
「朝起きると目が乾いている」
「視力検査では見えるのに、読書中はかすんでしまう」
ドライアイについて、このような疑問や悩みはありませんか。
これまでのブログでは、ドライアイの原因や検査、コンタクトレンズとの関係、ご家庭でできるケアなどを紹介してきました。今回は、そこから一歩踏み込み、日常生活や治療中に気になる疑問を10項目にまとめました。
目薬の使い方だけでなく、まぶたのケアやアイメイク、花粉症、白内障手術との関係にも目を向けていきます。
-
目薬をさしても改善しないのはなぜ?
-
マイボーム腺とは?涙の「油」の役割
-
朝起きたときに目が乾く・痛いのはなぜ?
-
視力検査では見えるのに、読書中はかすむ?
-
目を温めるとよい人・注意が必要な人
-
アイメイクやまつ毛美容液は関係する?
-
花粉症と重なったら、目薬はどうする?
-
目薬の防腐剤は避けたほうがよい?
-
白内障手術前にドライアイを治療するのはなぜ?
-
検査では軽いのに、つらいのはなぜ?
「いつもの乾燥だから」と我慢したり、「検査では軽いと言われたから」と相談をためらったりしていませんか。診察の際には、いつ、どのような場面で困るのか、使っている目薬とあわせてお聞かせください。
ご自身の症状やケアを見直すきっかけになるよう、次回から一つずつ、わかりやすく解説していきます。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-09-30 08:22:10
10.秋の目のかゆみは花粉だけじゃない?
ダニ・ハウスダストにも注意
秋になると目がかゆいと、「秋の花粉症かな?」と思う方が多いでしょう。
しかし、アレルギー性結膜炎の原因は花粉だけではありません。
アレルギー性結膜炎には2つのタイプがあります
季節性
→ 特定の季節に悪化
→ 花粉など
通年性
→ 季節に関係なく症状が出る
→ ダニ・ハウスダストなど
秋だからこそ「花粉だけ」と決めつけない
例えば、
外出した日に悪化する
→ 花粉曝露を考える
家の中でもずっとかゆい
→ ダニ・ハウスダストなども考える
一年中かゆいが秋に特に悪化
→ 複数のアレルゲンが関与している可能性もある
ただし、症状だけで原因アレルゲンを断定することはできません。
室内では何をする?
- こまめな掃除
- 寝具の管理
- 室内環境の見直し
- 目をこすらない
- 必要に応じて抗アレルギー点眼
原因が分からず症状を繰り返す場合には、問診に加え、必要に応じてアレルギー検査などを検討します。
「秋に目がかゆい=秋花粉」とは限りません。
花粉対策をしているのに症状が続く場合には、ダニやハウスダストなど、別のアレルゲンについても考えてみる必要があります。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-09-29 08:05:22
9.秋の花粉症とコンタクトレンズ
目がかゆいときはどうする?
花粉症の時期でもコンタクトレンズを使って大丈夫でしょうか?
結論からいうと、目のかゆみや充血が強いときには、無理にコンタクトレンズを使わない方がよいでしょう。
日本眼科医会も、アレルギー性結膜炎が起きている間は基本的にコンタクトレンズ装用を中止し、花粉飛散時期には眼鏡への変更を推奨しています。
なぜコンタクトで悪化するの?
理由は大きく2つあります。
① レンズと結膜・眼表面との摩擦
② レンズへのアレルゲンの付着
コンタクトレンズ自体にアレルゲンが吸着することで、症状が長引く可能性も指摘されています。
目がかゆいときは?
- コンタクトを外す
- 眼鏡に変更
- 目をこすらない
- 抗アレルギー点眼薬を適切に使用する
- 症状が強ければ眼科受診、ステロイド点眼を検討
どうしてもコンタクトを使いたい場合は?
症状が落ち着いていれば、患者さんの眼表面の状態を確認したうえで使用方法を検討します。
頻回交換型から1dayタイプへの変更で症状が軽減する場合があることも報告されています。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-09-28 08:16:38
8.秋のアレルギー性結膜炎
目薬はいつから始めるのが効果的?
毎年秋になると目がかゆくなる方から、「目薬は、かゆくなってから始めればいいですか?」と聞かれることがあります。
毎年同じ時期に症状が出る方では、症状が本格化する前から治療を始める「初期療法」という考え方があります。
初期療法とは?
花粉飛散前〜飛散初期から抗アレルギー点眼薬を使用する方法です。
季節性アレルギー性結膜炎では、花粉飛散開始前から抗アレルギー点眼を開始することで症状発現を遅らせ、症状を軽減できることが期待されます。
いつから始めればいい?
毎年ほぼ同じ時期に症状が出る方は、「かゆくて我慢できなくなってから」ではなく、花粉飛散開始前〜飛散初期の段階で眼科に相談するのがおすすめです。
どんな点眼薬を使う?
基本は抗アレルギー点眼薬です。
症状が強い場合にはステロイド点眼薬を使用することがありますが、
眼圧上昇などの副作用があるため、眼科での管理が必要です。
「毎年秋になると目がかゆくなる」と分かっている方ほど、症状がひどくなる前に準備する・・・
これが秋のアレルギー性結膜炎対策のポイントです。
院長まつやま

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-09-25 08:26:32