明るく楽観的な性格は緑内障の進行を遅らせる?
医学的に直接“進行を遅らせる”とは証明されていませんが、
間接的な“好影響”は多くの研究や臨床経験で支持されています。
ポジティブな性格がもたらす好循環
「明るく前向きな性格」が緑内障そのものを止めることはできません。
しかし、その性格がもたらす“行動の違い”が結果的に治療の質を高め、
進行リスクを下げる可能性があるというのが、医師としての実感です。
明るい人の行動の違い
1. 通院・点眼を継続しやすい
楽観的な人ほど「まぁ、やれるだけやってみよう」と前向きに受け入れ、治療への取り組みが安定する傾向があります。
2. ストレスをためにくい
ストレスによる眼圧上昇を回避しやすく、血流や自律神経への悪影響が軽減される可能性があります。
3. 悲観的思考による“うつ”や“不安”に陥りにくい
視野の変化に過度にとらわれず、生活の質を保ったまま治療を継続できる場合が多くあります。
研究例
緑内障と付き合う上で、“明るさ”は薬ではありませんが、確かに「追い風」になります。
医療も性格も「味方につける」ことで、よりよい経過が築けます。
院長まつやま
(まつやま眼科)

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2025-07-30 08:38:56
医療のトピック