まつやま眼科

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緑内障⑦点眼を忘れやすい性格

緑内障⑦点眼を忘れやすい性格

「性格で点眼を忘れやすいタイプがある」って本当?

はい、本当です。
性格傾向によって、点眼などの治療継続(アドヒアランス)に差が出ることが、
複数の研究で示唆されています。


忘れやすい性格傾向とは?

以下のような性格特性の方は、点眼治療を忘れやすい・続けづらい傾向があります。

  • 衝動性が高いタイプ
     → 思いつきで行動しやすく、習慣化が苦手

  • 飽きっぽいタイプ(注意持続が難しい)
     → 初期は意欲的でも、ルーティン化されると関心が薄れる。

  • 心配性で過度に神経質なタイプ
     → 一度不安になると、「この薬は合ってないのでは」と中断することもある。

  • 外向的で多忙なタイプ
     → 仕事・社交に集中してしまい、治療を後回しにしがち。


実際の研究からのデータ

  • 日本緑内障学会の調査では、点眼忘れの主な理由に「忘れていた(51%)」「うっかり(23%)」が最多
    性格傾向と治療遵守には関連があるとされます。

  • 海外の研究では、自己肯定感が低く、抑うつ傾向がある患者ほど、
    アドヒアランスが低下
    しやすいことが示されています。


対策は仕組みをつくること

  • 忘れっぽい」人には
     → アラーム、薬カレンダー、歯磨きとセットなど「生活の中への組み込み」を推奨

  • 神経質」な人には
     → 納得できる説明をし、点眼の意味や効果を繰り返し伝える。

  • 多忙」な人には
     → 1日1回で済む点眼薬に変更を検討/昼休みなどに入れ込む。


まとめ

  • 点眼の継続には、性格的な傾向が少なからず影響する。

  • 医師やご本人がそれを理解し、「忘れない仕組み」を生活に取り入れることが大切

  • 性格を直す必要はなく、「工夫」で乗り越えられることを伝えることが大事


点眼の失敗は“性格のせい”ではありません。

「自分に合ったスタイル」で、無理なく続ける方法を一緒に探すことが治療のコツです。

院長まつやま
(まつやま眼科)


 この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2025-08-01 18:21:02

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