不安傾向が強いと、症状を重く感じやすい?
はい、明らかにその傾向があります。
心理的に「不安傾向」が強い人は、同じ視野障害でも“実際よりも深刻に”感じやすいことが、
研究でも臨床でも確認されています。
「不安傾向」とは?
医学・心理学でいう「不安傾向」とは、
日常のささいなことにも「心配」「不安」「緊張」を感じやすい性格傾向を指します。
緑内障患者の中でもこの傾向が強い方は:
という心理的パターンを示すことが少なくありません。
研究からの知見
なぜ“重く感じる”?
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不安→注意が過敏→視覚情報の変化に気づきすぎる。
→ 例えば光のちらつきや焦点のズレを「異常だ」と感じる。
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未来の見えない不安=視野異常の解釈を“絶望的”にする。
→ 「ちょっと見えにくい」→「失明かも」へと飛躍しやすい。
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ネットやSNSの情報を鵜呑みにしやすい傾向
→ 情報過多により余計に不安が強まる。
対応策
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検査結果を数値や画像で見せながら、安心材料を伝える。
→ 例:「今の視野は去年と変わっていません」
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「不安になったときの相談先」や「気を紛らわす方法」を一緒に考える。
→ 通院のたびに、少しでも安心を持ち帰ってもらう。
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必要があれば、心療内科・精神科との連携も検討
→ 治療継続に支障があるレベルなら専門介入も視野にいれる。
不安を感じることは、弱さではありません。
むしろ「自分の体に敏感に気づける力」でもあります。
大切なのは、その不安を信頼できる医師と共有し、安心に変える対話を続けることです。
院長まつやま
(まつやま眼科)

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2025-08-01 18:26:21
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