【3歳児健診で“視力の運命”が決まる?】
この時期を逃すと、一生の「見え方」が変わる可能性も
「3歳児健診って、ただの形だけでしょ?」
そう思っていませんか?でも実は、視力の発達において“最も重要なタイミング”なのです。
3歳は、視力が急激に伸び、両眼視(立体感)や空間認識が完成に向かう発達のピークです。
この時期に斜視・弱視・視力の左右差などを見逃すと、
将来的に「治せたはずの見え方の障害」が一生残る可能性があります。
視力は「早期発見・早期治療」がすべて
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弱視や斜視は、8歳前後までしか視力発達の“伸びしろ”がありません。
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3歳〜5歳のあいだに発見できれば、治療用メガネやアイパッチで改善が期待できます。
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逆に、気づくのが遅れると、将来どれだけ眼鏡をかけても視力が出ないという結果になることも。
健診の「視力検査」の見方
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通常は家庭で視力スクリーニング(ランドルト環など)を行い、健診で確認します。
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「片眼だけ見えない」「集中できず測定できない」などの結果が出たら、必ず眼科受診を。
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小児の視力は、「測定できた」だけでも成長の証。測れなかった=問題ありの可能性も。
見逃しがちな“視力の赤信号”
3歳児健診は、視力の未来にとって“たった一度のチャンス”です。
見逃さず、適切なタイミングで眼科につなげることで、
「見える人生」の可能性を広げることができます。
院長まつやま
(まつやま眼科)

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2025-08-04 08:10:16
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