まつやま眼科

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子どもの視力⑦スマホの距離

子どもの視力⑦スマホの距離

【スマホやタブレットは30cm以上離して】

“画面との距離”が、目を守る第一歩

「近視は画面の見すぎが原因」とはよく言われますが、
実はもっと重要なのが “距離”と“時間” です。

特に子どもは、夢中になると自然と顔を近づけがち。
その姿勢が、目の奥の「眼軸(がんじく)」を伸ばす大きな原因になります。
つまり、“近づきすぎ”が、近視のスタートラインなのです。


なぜ「30cm以上」が大事?

  • 近くを長時間見ると、毛様体筋(ピント調整筋)が過緊張状態になります。

  • この緊張が続くことで、眼球が奥に引っ張られるように伸びやすくなり、
     近視(屈折異常)が固定化してしまうリスクが高まります。

台湾やシンガポールの研究でも、
視距離が30cm未満の子どもは近視進行のスピードが速いというデータがあります。


画面との正しい付き合い方

  • 画面は最低30cm以上離す(理想は40cm)

  • 30分ごとに1回は目を休ませる(“20-20-20ルール”推奨)
     → 20分に1回、20フィート(約6m)先を20秒見る

  • 寝る前1時間は画面を見ない(睡眠の質低下と視力悪化の関連)


子どもは「近くで見ていることに気づかない」

  • 小さな子は、見づらさを言葉にできず、
     “ピントを合わせようと前のめりになる”傾向があります。

  • 勉強やゲーム中の姿勢・顔の角度を、大人がそっと気づいてあげることが大切です。


画面そのものが悪いのではなく、
「見方」「距離」「休み方」が目の健康を左右します。
目が疲れる前に休ませる。これが、将来の視力を守る小さな投資です。

院長まつやま
(まつやま眼科)



この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2025-08-04 08:32:45

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