【突然の見えにくさ、それは“網膜静脈閉塞症”かもしれません】
ある朝、片目の視界がゆがんで見えづらいと感じたら
「急に片目だけ見えにくくなった…」
「黒い影がかかったような気がする」
「目が悪くなったのかと思って放っておいた」
そんな訴えから始まる病気があります。
それが、網膜静脈閉塞症です。
この病気は、目の奥の血管──網膜の静脈が詰まることで起きる目の“血管障害”。
痛みもなく、ある日突然、片目の視力が落ちる・見え方がゆがむ・暗く感じることがあります。
特に、高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病をお持ちの方は、
「目の奥の血管」もまたダメージを受けているかもしれません。
以下に網膜静脈閉塞症に関する疑問。トリビアを15個挙げていきます。
これらについて、順をおって説明していきます。
1. 【成人の網膜血管疾患で第2位】
-
網膜静脈閉塞症は加齢黄斑変性に次いで頻度が高い網膜血管性疾患。
-
世界の推定有病率は 0.52~1.2%(BRVOが多い)。
-
年齢とともに有病率が上がり、60歳以上で特に増加。
2. 【分枝型(BRVO)が約80%を占める】
3. 【高血圧患者に多く、最大のリスク因子】
4. 【性差はなく、男女ともに等しく起こる】
5. 【日本人でも高齢化とともに増加】
6. 「突然、片目だけ見えにくい…それが最初のサイン?」
7. 「動脈硬化と関係あるの?」
8. 「網膜静脈閉塞症って、どんな種類があるの?」
9. 「目薬では治らないの?」
10. 「自然に治ることはある?」
11. 「何回も注射が必要って本当?」
12. 「レーザー治療はもう古いの?」
13. 「両眼になることはある?」
14. 「失明することもある?」
15. 「予防はできる?」
院長まつやま
(まつやま眼科)
この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2025-08-05 08:37:20
医療のトピック