まつやま眼科

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網膜静脈閉塞症③高血圧がリスク

網膜静脈閉塞症③高血圧がリスク

【高血圧患者に多く、最大のリスク因子】

網膜静脈閉塞症(RVO)の最大の危険因子は、高血圧です。

多くの患者さんが、「突然目が見えにくくなった」と受診されますが、
その背景には、目に見えない血管の傷み、動脈硬化が隠れています。

中でも、高血圧はRVOの最も強い独立リスク因子として、国内外の複数の研究で示されています。


高血圧とRVOの関係

  • 長年の高血圧により、網膜動脈の壁が厚く硬くなる(動脈硬化)

  • 網膜の動脈と静脈が交差するポイントで、硬くなった動脈が柔らかい静脈を圧迫

  • その結果、静脈の血流が滞り、閉塞(詰まり)を起こす。


エビデンス

  • 高血圧の人は、RVO発症リスクが約4〜6倍となる。

  • 50歳以上では、高血圧患者の約1〜2%がBRVOを経験するとの報告もある。


さらに注意すべき合併症

  • 高血圧以外にも、糖尿病・脂質異常症・喫煙・肥満がリスクを高めますが、
    中でも高血圧は網膜血管に直接的な機械的ダメージを与えるため、影響が大きいとされます。


血圧が高いだけで目に影響はない”と思っていませんか?
網膜は“体の中でもっとも細い血管”が集まった組織。目は高血圧の“最前線”なのです。

院長まつやま

(まつやま眼科)


この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2025-08-05 16:59:35

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